世の中には先物取引というのがある。
これは、例えば米ならば、未来の米を今売り買いすること。
江戸時代の大阪にあった堂島米会所が世界最古の先物市場らしい。
まぁそれはともかく、これの使い道は、今後売り買いするものの値段を早い目に確定させること。
というわけで調べてみたが、結構ありがたいことがわかった。
例えば、農家がこの先、米の値段が下がりそうで怖いと思った。
そんなとき、先物市場で未来の米を売る。
ところで先物取引は最近流行のFX(外国為替証拠金取引)と同様に証拠金というのを使っている。
だから売ったところで全額もらえるわけじゃなくて、ある程度は市場に預けておく。
まぁこのことはまた後に。
それで、米を実際に売る。それで受け取った金で、先物市場に売った米を買い取る。
売ったものを買い取る、買ったものを売り払うという風にするから、未来の米を売ったとしても、実物の行き交いはしない。
それが先物取引だと。まぁ別に実物の行き交いがあってもいいんだけどね。
ところで、ここで米を買い取るまでの間に、急に米の価値が上がったとする。
すると米を買い取れなくなる。そんなときに備えて証拠金というのを預けてあると。
価値が上がったら、米を買い取るとき、売ったときと買ったときの差額が証拠金から取られて返ってくる。
逆に価値が下がれば、米を買い取るとき、売ったときと買ったときの差額と証拠金が返ってくる。
さらに価値が上がって証拠金を超えたら、証拠金を積み足さないと、強制的に買い取られるらしい。
逆に、米屋が、米の値段が上がりそうで怖いから、未来の米を買う。
そのとき、なんぼか証拠金を払うだけでいい。
実際に買うときに、先物市場に米を売って、その金で実際の米を買うと。
それで、もし値段が上がれば、証拠金と買ったときと売ったときの差額が返ってくる。
もし値段が下がれば、証拠金から買ったときと売ったときの差額が取られて返ってくると。
そんな風に、未来の怖いことに備えるための仕組みらしい。
もちろん、予想より未来はいいことがあるかもしれないけど、これ以上悪くはならないという意味では効果があると。
まぁそう考えるとなかなかありがたいものですね。
もし、米の値段が上がると思えば、米屋が先物市場で買いまくるから、米の値段が上がる。
もし、米の値段が下がると思えば、農家が先物市場に売りまくるから、米の値段が下がる。
まぁこんな調子で、米の値段が決まっていくと。
ところで、最近燃料代が上がってるけど、原因は原油の値段が上がってるからだと。
そりゃ、車動かすにはガソリンなり軽油がいるし、発電所動かすには重油やらいるし、
ウランを運ぶにも船を動かさないといけなくて、そりゃ重油がいる。
ちくわを作るにも、スケトウダラを獲るには船を動かす、だから重油がいる。
工場を動かすにも電気を食う。それで電気を作る金も上がってると。だからちくわの値段が上がるわけですね。
まぁ原因はいろいろあるんだと思うよ。採掘コストが上がってるのかも知れないし。
しかしどうもニュースに言わせればそんなことは些細な問題っぽいです。
ここのところ、どうも原油が上がってると。そうすれば、今原油を買って、後で売ると儲かると思うわけだ。
それで、それを投資に使う人がいると。
しかし、それなら限界は来そうなものだが、さらに厄介なことに、原油の生産量が増えないと。
まぁこのまま放っておけば、さらに値段が上がって、儲けも増えると思ってるのだろうかな。
誰でもわりと簡単に作れるものなら、そうもいかんと思うのだが、原油が掘れるところは偏ってるからね。
ついでに需要も増えている。
まぁなんやかんや言うけど、どうも値段は上がるしかないらしいです。
こうなると、原油を買う量を減らすようにする努力をしないといかんとなるわけだな。
石炭の天ぷらを作ってみたり、藻を肥えさせてみたり、原子力発電所を安定させる工夫をしたり…
今までならこんな工夫は意味がなかったかもしれないけど、原油の値段と差が小さくなってきたのかも知れない。
まぁいろいろしてるわけだ。こうすればとりあえず需要は減らせるんじゃないかと。
とりあえず石油の敵をがんばって作っていきましょうということです。
実用的なのができるのを期待するしかないでしょう。