普段回路図を書くにはもっぱらBSCh3Vを使ってる。
このソフトは扱いやすいし、図面もきれいに書ける。申し分ない。
ところが少し悪い点がある。といってもそれほどのものではないけど…
一つが矢印がないということ。
ただし、これはLCOVでそういう部品を自作すればいいので、そこまでの問題ではない。
今まで自作してなかったけど、今度からそうしよう。
もう1つが、斜めに部品が置けないと言うこと。
ただ、これもあんまりニーズはないような気がする。
今回のようなΔ結線の回路を書こうとしたとき残念なことになるけど。
さて、そこでこのような問題を力尽くで解決する方法として考えたのは、
Adobe Illustratorで読み込んで編集するという方法。
Adobe Illustratorは非常に便利なベクトル画像編集ソフトだ。
ベクトル画像というのは、点を座標で、線・面は点の接続で表すもの。
拡大しても劣化しないというのももちろんよいことだけど、
編集がすごく簡単。線の長さを伸ばしたり、切り取ったり、そんなことがきれいさを保ってできる。
これはなかなかないことです。ビットマップではどうしても無理が出ますからね。
というわけで、BSCh3Vで大まかな回路を書いて、EMFコピーを行って、Illustratorに貼り付け。
これを位置を入れ替えたりして、編集していく。
ここで矢印を入れたり、Δ結線に見せるために120度回転させたりして書いていく。
そして、電圧の矢印を弧を描いた形にしてみたりもした。
電流の矢印と電圧の矢印はかなり紛らわしいので、結構これは役に立つ区別ですね。
そうやって編集していくとかなりきれいな回路図ができた。
意外と編集には時間を食わないので便利ですね。いや、もちろんBSCh3Vだけでやるよりは食うよ。
仕上げはこれをOpenOffice.orgに貼り付けること。
ところが問題が多い。
まず、できるだけベクトル画像のまま貼り付けたい。
そういう意図があるので、まずEMFで書き出しを行いました。
EMFはWindows共通のベクトル画像フォーマットで、これでいけると思った。
実際うまく書き出せた。この時点で問題が起きるのも多いのだけどね。
ところが、OOoに貼り付けるとうまくいかない。なんかいろんなものが欠ける。
で、もう1つ、WMFというEMFの先祖にあたるはずなんだけど、そんなフォーマットがある。
これは書き出し時に問題が起きやすい気がするけど、それはうまくいった。
これをOOoに読み込ませると無事成功。よかったよかった。
と、うまくいかないことが多いのが残念です。
ポピュラーな表現になりつつある、SVGに対応していただきたいものだな。
まぁSVGに関しては勉強していないからなんとも言えんが、もしかすると使えるかもしれないな。
とりあえずこの辺のフォーマットは非常に手間がかかるということです。