ネットスーパーのためのセンター

イオンネットスーパーの調布センターのことを話題にしてる人がいた。

ここは一般的な店舗ではないがネットスーパーの拠点になっている場所である。

(もっとも後で書くように店頭で商品を買うこともできる)

ここを拠点に東京都のけっこうな地域への配送が行われているそう。


イオンネットスーパーといえばイオンの店舗を拠点に配送を行うものという印象がある。

気になって調べたのだが、店舗以外を拠点しているのは調布センターが唯一のようだった。

全国的にも極めて珍しい拠点のようである。

サービス内容は一般的な店舗を拠点としているものと同じで、近隣には直接配送をする。

離島など広域エリアへの出荷拠点でもあるようだ。


ところでイオンネットスーパーには店舗受取というサービスもある。

ピックアップ専用レーンのあるイオンもありますよね。

実は調布センターもピックアップ対応店舗になっている。

その受取場所は「イオン調布センター リカーショップ」となっている。

この拠点、酒類を中心に店頭販売を行っているのだという。

果たしてどれぐらい買いに来る人がいるのかよくわからないが……


不思議なので調べてみたのだが、ネットスーパーの客に酒を配達するための方便かもしれない。

一般的に酒の通信販売には通信販売酒類小売業免許が必要だが、これは取り扱える酒に様々な制限がある。

ただ、店頭で販売する酒屋が同一都道府県内で配達する場合は、

店頭で酒を販売するための一般酒類小売業免許があれば足りるとされている。

イオンの店舗では通常は酒を販売しているので、

店舗を拠点とするネットスーパーでは同一都道府県内の客の注文に応じて酒を配達することができる。

もし調布センターが店頭販売をしない拠点であればこの理屈は成り立たないが、

店頭で酒の販売をすれば一般酒類小売業免許を取得できるので、ここを拠点に東京都内の客に配達してもよいことになる。

なるほど。ちゃんと理由があったんですね。


なお、イオングループとしては Green Beans というネットスーパーもある。

こちらは自動仕分けロボットが導入された拠点から配送を行うもので、

営業エリアは東京都区部、川崎市、千葉県の一部に限られている。

イオンにとって実店舗を拠点としにくい関東圏でのサービス充実を目指しており、

1時間単位で配送時間を調整できるところに特色があるという。

この特色を活用できるのは大都市圏に限られるのかなという感じはある。

店舗型のネットスーパーとは相補的なのだろう。