カタール航空が名古屋~関西空港の連絡バスを走らせるらしい。
2024年9月1日名古屋駅-関空シャトルバス運行開始 (カタール航空)
背景としては今年にカタール航空の関西線(2016年休止)が運航再開されたこと、
そしてセントレアのエティハド航空のアブダビ線(北京経由)の休止が続いていることがあるとみられる。
元々、愛知県周辺から関空を利用するニーズは一定あり、以前はリムジンバスも走っていた。
なかなか路線バスとしては難しいが、こういうことをやる航空会社はいる。
実はエミレーツ航空は昔からこの区間で連絡バスを走らせている。
2006年~2009年にセントレアに就航していたんですよね。
当時は成田空港への乗り入れが認められず、他空港で実績を積む必要があったようで、
日本初就航は関空、続いてセントレアだったが、成田就航が叶う少し前にセントレアから撤退している。
ともあれ、その代替手段として連絡バスを走らせていると。
もう1つの背景としては、愛知県周辺とブラジルなどを往来するニーズが多いことがあり、
地球の裏側なので経由地の選択肢が多く、中東経由は人気が高いルートで、
セントレア便は飛ばせないが、集客したいということでバスを走らせているようだ。
で、気になったのは予約方法で、発着地に「NGY」と入れて「バス・ステーション」とするらしい。
IATAの都市コードでは名古屋はNGO(セントレアの空港コードでもある)だが、
それとは違うコードを設定しているようである。
KIX(関空)とNGYの間にQR7000/7001という乗継便を設定しているようだ。
航空便としての便名が振られてるんですね。
ではNGYとは何かという話だが、未使用のIATA空港コードを独自に使っているようだ。
特に名古屋駅を表すコードとして登録されているわけではない。
ただ、偶然か必然か、エミレーツ航空もNGYを名古屋駅に割りあてているようで、
こちらも航空便としての便名が振られたバスがシステム上存在していた。
ヨーロッパを中心に短距離航空便の代替として鉄道が使われることがあり、
こういうのも便宜上、駅にコードを振っているわけだけど、
基本的には未使用のところにねじ込んだ非公式なものなのかなと思う。
ただ、公式っぽいコードが振られている場合もあって……
JR-WEST Haruka Ticket (AccessRail)
AccessRailという各国の鉄道・バスを航空券と一緒に手配できるシステムをやっている会社なのだが、
関空~京都の はるか号 がこのシステムに登録されていて、京都を表すコードがUKYとなっている。
これは正式なIATA空港コードで、UKYは京都に予約された空港コードですね。
神戸にも昔からUKBが予約されていたらしく(ちなみに神戸港の港コードはJP UKB)、
神戸空港開港時に都市コードOSA(大阪)に属する空港として登録された経緯があるそう。
そういうものなのでUKY=京都駅として振られたコードではないのだが、
実用上、そのような使い方をしても支障はないとみられる。
というわけでそんなんあるんだなという話だった。
というかNGYを使ってるのはカタール航空だけじゃなかったんですね。