IATA空港コードの空きを使って名古屋駅にコードを振った話を書いた。
この話を書いたときに京都には「UKY」というコードが予約されていると書いたが、
このような空港がないのに空港コードのある都市って他に何かあるんだろうか?
Complete List of IATA Airports with Details (Github)
真偽の程はさておき、こんなデータベースがあるので調べてみる。
国コードJPでICAO空港コード(基本的に飛行場は全て振られている)がない空港をピックアップする。
- Naha AFB(航空自衛隊那覇基地?) AHA(都市コード=OKA)
- Beppu(別府) BPU
- Niihama(新居浜) IHA
- Nishinoomote(西之表) IIN
- Kushimoto(串本) KUJ
- Ryotsu Sado Island(両津?) SDO
- Kyoto(京都) UKY
- Yokohama(横浜) YOK
京都と横浜は大都市だからとりあえず割り振っておいた感はある。
(ちなみに横浜港(京浜港横浜区)の港コードは JP YOK である)
Naha AHBについては謎である。那覇基地=那覇空港のため。
西之表については種子島の西之表町(当時)にあった安納飛行場の名残とみられる。
種子島空港(1962年開港・2006年移転)ができる前後で廃港になっている。
両津(SDO)は佐渡空港(SDS)とは別に振られているが何なんだろう?
別府・新居浜・串本はいずれも空港が存在したことがないところである。
とはいえ、あえてコードを予約するような都市とも思えない。
これは明確な理由があって、かつて飛行艇が発着していたのである。
大阪(伊丹空港)を拠点にして飛行艇で各地を飛び回っていたと。
水上の発着地には 徳島・新居浜・別府・白浜・串本・勝浦・志摩とある。
徳島と白浜は現在は空港があるが、他は空港はない。
この中で新居浜・別府・串本のIATA空港コードだけ振られたらしい。
IATA空港コードは航空券の予約などに使われるコードなので、
飛行場であっても定期便のない空港には振られていないことが多い。
定期便のないアメリカ軍基地でも民間機に本土との人員輸送をさせることがあるので、
こういうのは振ってあるのはなるほどなという気はする。
硫黄島(IWO)と南鳥島(MMD)は謎だけど。民間機でも緊急時に使うことはありうるが。
ただ、定期便があってもIATA空港コードが振られていない空港もあるんですよ。
しかもいずれも東京都で調布・新島・神津島が該当する。
運航する新中央航空もIATA航空会社コードがなく、路線網も他航空会社と接点がないのが理由とみられる。
(近年までIATA航空会社コードがなかった会社としては天草エアラインがあるが、2015年にMZを取得した)
必要なら取得するでしょうけど、いらないんでしょうね。