今日、高専から郵便が届いた。
なんだろうと思って差出元を見てみると専攻科の事務所から届いていた。
専攻科の入学手続きの案内ですね。
専攻科に進学すると言っても、一旦高専を卒業して改めて同じ学校にある専攻科に入るだけだから改めて手続きが必要になる。
まぁこのあたりは大学の学部と大学院でも同じだと思いますけどね。
そうでないのは大学院の博士前期課程・修士課程と博士後期課程の間ぐらいのものかなと。
博士前期課程という名前からもわかるが、5年間で博士課程であるところを修士の学位を取るまでの2年とそれからの3年で分けてあるだけだからね。
だから同じ大学院で進学する場合は検定料・入学料はかからないことが多いようです。
ただ、そうでないのなら検定料もいるし入学料もかかる。
国立高専の専攻科の場合、検定料・入学料・授業料は全て本科とおなじ金額になってる。
検定料は16500円、入学料は86400円、授業料は年額234600円ですね。
本科と同じというのは不思議な感じだが、国立学校の授業料などはだいたい専攻科と本科の標準額が同じなんですよね。
だから専攻科だからといって違う値段にすることは難しい。
まぁわかりやすくていいですけどね。
この金額は国立大学に編入学する場合に比べて安いのか高いのか。
見れば分かるけど、確かに(専攻科を含む)という字が目立つ。
まず授業料だが、大学学部の授業料の標準額は520800円がなのでだいたい高専が半額ぐらい。
これはよく知られていることですね。
こうやってみると国立大学の授業料は高いなと思うのだけど、これでも私立の大学に比べれば安いそうだ。
公立高校の授業料不徴収が始まる前の話だが、公立高校の授業料3年間と国立大学の授業料2年間よりも高専5年間の方が安いって話ありましたね。
今でもこのあたりの事情は変わってないはず。高専にも就学援助金の給付もされているわけですし。
だから5年の後、大学に編入学したとしても安いのだが、専攻科に進学した場合さらに安くつく。
検定料ですが、国立大学の学部への編入学の検定料は大学院の検定料と同じ30000円ということになってる。
なので高専専攻科の検定料は国立大学の編入学するときの検定料の半額ぐらいで済む。
安いの確かだが、僕は予備に豊橋技術科学大学に出願したので別に30000円払ってますからね。
金額も小さいしそういうことを考えるとあまり重要な差とは言えないかなと思った。
ちなみに大学に学部1年から入学する時の検定料は17000円と高専と同じぐらい。
ただし、国立大学の入学試験を受けるためには基本的には大学入試センター試験も受けなければならない。
これの検定料が18000円(3科目以上)なので、合わせると35000円になる。だから別に安くはない。
あと、大学によっては大学入試センター試験の結果などを利用して二段階選抜をすることがある。
その場合は一段階目の検定料は4000円、二段階目は13000円になる。
なので、一段階目で不合格になったら13000円戻ってくる。わざわざめんどくさいことを。
一番大きな差が入学料で国立大学の学部・大学院の入学金は282000円する。
さすがにこれには驚いた。なんでこんなに高いんだ。
もっとも高専だってそんなに安い訳ではなくて86400円もするのだけど、それのさらに3倍以上だと言うから驚いた。
これ、2年後に大学院に入学するなら、そのときにもまた必要だから入学金だけでかなりの負担になりますよね。
気になって県立高校の入学料を調べたらたったの5650円だった。安いですね。
あとこれは余談だが、高専は寄宿料がとても安い。
この省令の第11条を見るとわかるが、基本的には寄宿料は単身用で月4300円~5900円になっている。
これでも安い気はするけど、高専の寄宿料は第3項に別に決まりがあって、1人部屋は800円、2人部屋は700円になってる。
さらに高専の寮というのはそれなりに入りやすいと思うので、自宅から離れて勉学に励む場合、特にお得だ。
あとこのこの金額は専攻科生でも変わりませんから相変わらず安い。
もっとも専攻科生でも寮に入れるかは学校により事情は違うと思いますが。
まぁお金のことばかり言っててもしゃあないけど、このあたりは高専専攻科のメリットの1つですからね。
高専本科・専攻科の組み合わせだと学士の学位を取るまでにかかる費用はかなり安く済むことは間違いない。
もしかするとそういう理由で選んだ人もあるかもしれない。
まぁそれでもタダ当然のヨーロッパの大学に比べればかなり高いとは思うけど。