わかりやすいサインを目指そう

今日、八木駅で乗り換えたら、エレベータが完成していることに気付いた。

以前からバリアフリー工事をしていたけどとうとうその最も中心となるものが完成したわけだ。

そして同時にサインの入れ替えもされていて、案内があかるくきれいになってた。


ところで八木駅の構造というのは意外と複雑だ。

大和八木駅構内図 (近鉄)

一見すればこんな駅はよくあるんじゃないかと思うし、実際よくあるとは思う。

しかし現地にいてもなかなかこの構造というのがわからないものである。


大阪線ホームに降りた時のことを考える。すると階段2つとエスカレータがある。

それぞれ橿原線橿原神宮前方面ホームと西大寺方面ホームにつながっている。

間違えると困るので、階段を下りるところにはもともとどこ行きのホームかという案内と乗り換え案内のテレビが置いてあった。

乗り換える分にはそれでいいんですけど、問題は八木駅で降りる時ですね。

改札口は橿原神宮前方面ホームとおなじところにあるので、その階段から降りて行く必要があるのだが、この案内が不足していた。

まぁ乗り換えの利用者の方が多いとは思うけど、それはちょっとなぁと。


橿原線西大寺方面ホームに降りた時のことを考える。

大阪線との乗換の時は直接移動できる階段がずいぶん目立つ。

ただ、改札口へいく通路というのはひっそりしていて気付きにくい。

圧倒的に乗換の人が多くて、この駅で降りる人の割合が少ないからこそだろうが、そういうことがある。

小学生ぐらいのときから八木駅を使うことは多かったが、この通路の存在に気付いたのは数年前のことだった。

この駅自体で乗降しないから気付かなかったこととも言えるが、それにしてもなぁとは思う。

ちなみにこの通路は以前にバリアフリー化され、連絡通路の両側にエレベータが取り付けられている。

八木駅にエレベータが取り付けられるという話を聞いて、大阪線ホームに付くものだとおもってたら、

どこについたか気付かなくて、後に本屋の横にエレベータがあることに気付いたが、一体これがどこに繋がってるかは知らなかった。


まず、このバリアフリー工事の話だが、大阪線のそれぞれの方向のホームと橿原線橿原神宮前方面ホームを結ぶエレベータを取り付けることがメインだ。

これでは大阪線ホームと橿原線西大寺方面ホームの往来ができないではないかと思うかも知れないが、

連絡通路はすでにバリアフリー化されていて、この通路を使えば橿原線の両方のホームを相互に行き来できる。

なので、改札のある橿原神宮前方面ホームへのエレベータだけ取り付けて済ませることにしたようだ。

ただ、そうなるとエレベータを乗り換える必要がある。またわかりにくいことをと思った。

しかし、エレベータのところに西大寺方面ホームへの行き方が地図入りで書かれていてわかりやすくなるよう配慮されてた。

これならなんとかなるかなと思った。


それにあわせて駅のサインも一新された。

もともとちょびちょびサインの入れ替えはしていた気はするが、今回の変更はとても大規模だと思った。

まず、字が大きくなっていることに気付いた。大きい字の方が読みやすいのは言うまでもない。

少し字体が独特な気がしたが、これはイワタUDフォントを使ってるからですね。

UDフォント採用例 近畿日本鉄道株式会社 (イワタ)

一般に印刷物に使われるフォントに比べると誤読を減らすために細工を入れてあるので少し違和感を感じたようだ。

まぁ近鉄の新しいサインは全部これですから気にしててもしゃあないけど。

それともう1つ違和感を感じたことがあった。トイレのサインがピクトグラムだけで文字が入ってなかった。

これは字でも書いた方がいいと思いますけどね。まぁ日本の人なら書かなくてもこれはトイレだとわかるとは思うけど。

あと、問題の大阪線ホームから出口への案内も少しわかりやすくなってた。

乗り換え案内の表示が主ですが、そんな中にもここを降りればいいとか、中央の階段を降りるとかいうことがわかりやすくなってた。


世の中、物理的なバリアに限らず、様々なバリアがあるとは思うけど、それを少しずつ取り払っているんだなと思った。

あとはテレビの案内装置の更新をすればもっとよくなると。

テレビの案内装置は文字が小さいし解像度が低いのでちょっと読みにくいかも知れない。あと焼き付きで表示が怪しい。

最近、近鉄ではLCDを利用した案内装置を並べていることがある。西大寺とかね。

非常に読みやすいのでそれが配置されるとなおいい。

まぁ今のままでもわかりやすいのは確かだけど、見やすいところまで目指すといいかなと思ってね。


あとこれはこの駅だけの事情ではありませんが、近鉄の時刻表もちょっとわかりにくいよね。

例えば桜井で降りたい人が八木で時刻表を見る時、いろいろなところを見ないといけない。

  • 宇治山田・鳥羽行き快速急行
  • 青山町・松阪行き区間快速
  • 宇治山田行き急行
  • 青山町行き急行
  • 榛原・名張行き準急・普通

ようは特急以外全部なんですが、どれが次かというのが一見わからん。

乗る列車が一種類に限定される場合はよいのですが、なかなかそういう人ばかりではない。

他の事業者では種別・行き先に関わらず時間順に並べていることが多いが、

ごちゃごちゃしているけど、自分が必要な列車だけ拾い読みしていけばよくて時間順だからなにかと都合がいい。

まぁこのあたりは一長一短ありますが、僕は時間順に並べた方がうれしいですね。


どうするかは近鉄次第ですが、こういうことにも積極的に取り組んでいるようなので期待しておこう。

こういう動きが広まれば見知らぬ駅やターミナルでも迷わず動けるはずだから。