川崎でニノミヤユイ

昨日、Twitterを見てたときに思い立ってコンサートのチケットを買った。

で、それを持って今日は川崎に出かけていた。


二ノ宮ゆい さん、歌手としては ニノミヤユイ の表記になるがが、

以前より気になってはいて、川崎なら近いよなと出かけたと。

で、その川崎の会場というのが SUPERNOVA KAWASAKI (イタリア語読みで スペルノーヴァ カワサキ)で、

今年10月に川崎駅近くに開業したライブハウスなんですね。

オールスタンディングはかなり久々だなぁ。


二ノ宮ゆい さんは2017年にホリプロが行った「次世代声優☆ミラクルオーディション」がきっかけでデビューした。

実は アイカツフレンズ! への出演を想定したオーディションで、

グランプリに選ばれたのはそこで主役を演じる 松永あかね さんだったのだが、

そこに加えて所属することになったのが 二ノ宮さんである。

なお、デビュー後まもなくホリプロインターナショナルに移管されている。

同社設立のきっかけをたどると2011年のタレントスカウトキャラバンに行き着く。

「声優アーティスト」を募り、数人が所属(cf. 大手芸能事務所の挑戦だった)、

それが軌道に乗ってきたところで、後輩がやってきて分社化されたと。


SUPERNOVA KAWASAKI はホリプロがプロデュースした施設である。

専用劇場ではないが、社内の施設ということで選ばれた面はあろうと思う。

立地はわりとよくて川崎駅西口を出て、JR川崎タワーの公開空地を突っ切った先にある。

ただ、新しい施設だし、この経路中にある施設にとっては他社の施設ということもあり、

案内があまりないので、初めて行く人はちょっと行きにくいかもしれない。

Webサイトには動画で行き方が紹介されているので事前に見ておくと戸惑わない。

けっこうコンパクトな施設なのだが、入場待ちの人を敷地内に並べるのはなんとか可能になっている。

整理番号順に自分たちで並んでくれというのは雑な気もするけど、500人規模ならできるでしょということか。


500人規模というのもあって段差もなくシンプルな構造だが、

だいたいホール中程で見ていたが、それなりに見やすかった気がする。

特に工夫も何もないと思うが。

500人規模とはいうものの、整理番号から推定するに実際には300人程度の入りではないか。

前日に買ったのにホール中程というのは、入場してすぐ入ればそのぐらいに場所に付けられたということで、

ぎゅうぎゅう詰めになってたら、直前に買ったチケットでそんなところには付けられないだろう。

それでも ニノミヤユイ の単独ライブならこれまでにない規模であることは確かである。

ステージに取り付けられた大型のLEDビジョンが設備面の特色として目に付いたが、

あんまり本編では出番がなかったが、アンコールでMVを流しながら歌っていた。


歌手ニノミヤユイのデビュー時に言っていたのは「陰キャのカリスマ」ということで、

楽曲もそんなダークな雰囲気が漂う内容である。

でも、特に前半は心が洗われる思いで見ていたような気がする。

一言もしゃべらずに10曲ぐらいやってたからびっくりしたけど、

ここまで詰め込んだのはデビュー以来の全楽曲を2公演ですべて披露するという目論見もあったからのよう。

2020年デビューで1stライブは無観客化、なかなか思うように行かない中で、

今回は盛大に披露できる機会とみたところもあるのだろう。


終演後はアフターパーティー付きチケットを買った人対象のトークがあったようだが、僕はサクッと帰宅したのだった。

アフターパーティーの都合で開演も比較的早く、家に帰着して夕食を食べても割に合う。

そもそも川崎が近いってのはあるけど。


二ノ宮さんの声優としての出演作はデビュー作のアイカツフレンズ!もそうだけど、

アイドルマスターシンデレラガールズの八神マキノ役で知った人も多いのかな。

今日来てた人のニノミヤユイへの入口がどこなのかは気になるところ。

けっこうフェスにも出演してたからそこが入口という人もけっこういるかも。

ただ、これは小さな女の子がいて、これはアイカツ!が入口に違いないなと。

さすがに1人で来ていたわけではなく、父親か大人に抱っこされながら見てたが。

規定上どうなのかというのはさておき、そういうファンもいて不思議はない。