中国当局が警戒する不良文化

最近、連日出勤してやっていた仕事が一段落。案外スムーズに進んだ気がする。

でも連日在宅勤務に戻るわけではなく、また別の仕事で連日出勤は続くのだ。

いろいろな都合があって2つの用事が被ったんですよね。

まだしばらく続くなら昼食用のカレーメシを買い増しに行かないと。


ちょっとインターネットを賑わせていたのですが……

中国「ボーイズラブ」などを不良文化として排除要請 (テレ朝ニュース)

世界的には同性愛ということでタブーとなることもしばしばある一方、

日本ではあまりタブー視されないが、有害図書指定されるものにBL作品が多いことも知られている。

(これはBL作品が成人向けのゾーニングに消極的であるにもかかわらず、表現が過激化するためだという)

でも、日本の文化としてはわりと定着していると考えてよいのではないか。

そして、日本で涵養された文化は中国に渡り、オンラインゲームなどで親しまれているようだが、

中国当局に目を付けられ、ゲームメーカーはBL作品の排除を迫られているという話らしい。


これは同性愛がどうとかいう話とはちょっと違うらしい。

増長する習近平が今度は日米韓流「軟弱系」アイドル文化を断罪 (NewsWeek)

2つの観点があって、1つがアイドルの人気投票などの過激化に楔を打つということ。

中国でも、若年層のファンがお気に入りのアーティストの格付けを上げるために「投票権」目当てでグッズを買いまくるなど、「推し消費」が過熱。ライバル同士の飯団がディスり合戦を繰り広げるなど、熱狂的なファンの暴走が李をはじめ保守派の論客のひんしゅくを買っている。

確かにこういうことが過激化するのは考えものだなとも思う。

もっとも、これは民主的な選挙が導入されているとは言えない中国大陸で、

アイドル界では(金をどれだけつぎ込めるかで勝負が決まるのは不健全にせよ)民主的な選挙が行われていることへの警戒もあるかもねと。

もう1つの観点、これがBLを不良文化とする理由なのだが、

中国の人気スターの一部は、明らかに韓国のKポップや日本やアメリカのアーティストの影響を受けていて、彼らは資本主義の価値観を中国に持ち込む「娘炮(女々しい)」アイドルだ、と李は記す。若者たちがその影響に染まるのを防ぐには、「活力に満ち、健全で、男らしい、強靭な人民中心の文化」を打ち立てなければならない。

ということで、男は男らしくなければならないという主張らしく、

確かにこの点ではBLは不良文化だろうなぁと思った。


アイドル文化しかり、BLしかり、日本文化の影響を大いに受けている部分ではある。

これとは別にゲームのプレイ時間規制とか、この影響を受けているゲームには日本でもおなじみのオンラインゲームもある。

(もちろん、日本国内でのプレイではこれらの規制は受けないわけだけど)

そういうところが軒並み中国当局ににらまれてしまっているということである。

そんなところを警戒しないといけないほど中国共産党による一党支配は危ういのかという話である。


最近の日本は、表現の自由に関わるトラブルも多いが、行政はわりと消極的である。

一部地域で外国人に対するヘイトスピーチ規制が行われるようになったのが近年の大きなニュースなぐらいかね。

こういう自由を脅かすような表現にはもうちょっと踏み込んでもいいぐらいかも知れませんけどね。

過去の経緯もあって、行政が直接的に取り締まりなどするのは、ようやらないというところはあるんだろう。

出版社などの自主的な規制はまた別ではあるが、性的表現や暴力表現に部分的に制限があるぐらいだろう。

そんなこともあって、日本のマニアックな作品ほど、思いのほか世界中にファンがいるということがしばしばあるんだよね。

ボーイズラブもその1つではあったし、中国ではタブーにもならなかったのか大衆化してしまったが、ケチが付いたということですね。