レインボーブリッジを渡ってDJイベント

今日、休暇を取るという話をすると職場の人に遠出するのかと聞かれたので、

「明日は東京での用事なんですよね」という話をしていた。

というわけで、午前中に少し買い物をして、昼から東京に向けて出発。


さて、今日の目的地はこれである。

肉フェス2024お台場【4月26日(金)小岩井ことりフェス】 (LivePocket)

今日から連休期間にわたり開催される「肉フェス2024」の初日、

平日の微妙なところになんか集客手段がないかと泣きついたのが声優・小岩井ことり だったか、

「小岩井ことりフェス」なんてDJイベントをやるというが面々がすごくて、

まず驚くのがD4DJからHappy Around!が2人だけとはいえやってくるという。

小岩井さん自身、D4DJのキャストでもあるが同じユニットのUniChØrdから1人来て一緒にパフォーマンスするよう。

DJ Meguchee……櫻川めぐ って、この名前を見て思い浮かぶのはバンドリのRoseliaか。

一方で、DJ中村温姫 とあると、これは小岩井さんとアイドルマスター ミリオンライブ!で共演しているのが思い浮かぶし、

DJ中村繪里子はともかく、そこに今井麻美とくっついてると、これこそアイマスだなと。

これは異次元の組み合わせだなと言っている人がいた。


肉フェス自体は入場無料なのだが、このイベントは有料である。

5129円でチケットを買うと、肉フェスの食券が700円×2枚付いてくる。

肉フェスというのもあんまりいい評判は聞かない気がするけど。

会場は青海地区P区画と見て、これはへんぴなところにありそうだなと思ったが、

最寄り駅筆頭が東京国際クルーズターミナル駅となっていて、

調べたらダイバーシティ東京プラザと潮風公園の間だった。けっこう便利ななところである。


ステージが本格的に始まるのは16:50から、そこまでいろいろ散歩することに。

というわけでやってきたのは田町駅である。

初めて降りたのだが、平日昼間でもけっこう人は多いが、朝夕はひどく混み合うようでいろいろ書かれている。

ここから真っ直ぐ海側に向けて歩いて行く。しばらくは集合住宅が目立つ。

そのうち臨港地区という感じになっていくが、三角形の不思議なビルが。

調べるとヨコソーレインボータワーと出てくる。そういえばここまで送迎バスとすれ違ったな。

オフィスビルの便宜を図るために田町駅との間にシャトルバスが運行されているよう。

まだ少し歩くとレインボーブリッジの下に付くが、ここから遊歩道を歩いて行く。


レインボーブリッジは上が首都高速、下が臨港道路 と ゆりかもめ というのはともかく、

臨港道路には歩道が付いていて、とはいえ一般的な歩道ではない。

レインボープロムナードという遊歩道で当初は有料施設だったという。

現在は無料で利用できるが、昼間のみの開放で、月1日の定休日もある。

なお、歩行者専用だが台車を着けて道路右側の遊歩道を自転車を押し歩きすることは認められている。

純粋に徒歩ならば左右どちらを選んでもよいが、都心側を見られるノースルーとを選んだ。

エレベータを上がってレインボープロムナードの散歩はスタート。

とにかくこの臨海エリアのビル群はすさまじい。向かいに見える高層マンションは晴海フラッグか。

途中、台場アンカレイジで一旦屋内に入るが、元々展望台があった名残らしい。

このあたりで第六台場が見える。陸続きになった第三台場の近くで現在も海上にある。

ノースルートはこの2つの台場を観察するにはよいルートのようだ。

ところでこの2つの台場は昔から港区所属だったのだが、

江東区側から埋め立てが進んだ13号地のこの一角が港区所属になった要因はこれなんでしょうね。


そんなこんなで渡りきると台場の住宅地に出てくる。

お台場学園という小中学校があるが、港陽小学校・港陽中学校が併設されている扱いのよう。

港区にとっては飛び地同然の台場地区、小中学校・幼稚園がコンパクトにまとめられている。

このまま海沿いに歩いて行くと、やたらラブライブ!をアピールするゲーマーズが。

これ、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメの中でスクールアイドルのグッズを扱う店のモチーフになっている。

店の前には虹ヶ咲学園キッチンカーが、イベントなどで出かけない限りはここにいるみたいね。

商売としてどんなもんなのかはわからないけど。


さらに進むと潮風公園が見えてくる。この一角は品川区だが特に区界を意識させる表示もなく。

肉フェスの会場も見えてきた。

このまま進んでいくとクルーズターミナル駅が見えてくるのだが、

この駅、以前は 船の科学館 という駅名だった。建物老朽化のため閉館してるんだけど。

ただ、それに関係して初代 南極観測船「宗谷」が保存されており、これは公開されている。

なんと無料公開である。いやはや競艇マネーは偉大だ。(寄付を募ってはいたけど)

この船、南極観測船になったのは後の話で、戦前は海軍の特務艦として使われた。

もっとも当初はソ連向けの納入する予定だった商船で、砕氷船としての機能を持っていたことで、南極観測船として活用されたという。

科学観測を目的とした船の紹介としては違和感が多いのは、このような経緯のため。

設備面でも必ずしも南極観測に適していたとは言えない面もあって、

それが冷房がないこと。日本から南極に行くには赤道を通過するためである。

現在は観測隊員は日本~オーストラリアは飛行機でスキップするけど、

当時は全員日本から乗り込んでいたから、大変だったのだろう。

そんな暑さを乗り切るための設備としてアイスクリームフリーザーが置かれていた。


ゆりかもめの駅名に クルーズターミナル と付いたのは晴海ふ頭から引っ越してきたから。

背の高い客船

レインボーブリッジをくぐれない客船が増えたことから作られた。

大きなクルーズ船が停泊していた。Queen Elizabethですか。

東京国際クルーズターミナル、埋立地ではなく桟橋上にあるようだ。

乗船手続きの人が多く来ているようだが、4階の展望デッキから見学できますよと。

せっかくなので見てみたが、船がデカすぎてわけがわからない。

パナマックス船らしいのだが、それでもレインボーブリッジはくぐれない。

この船が東京港にいるのは新しいクルーズターミナルのおかげである。


そんなこんなでちょうどいい時間と肉フェス会場へ。

イベント会場の入場口でチケットを呈示すると、リストバンドが付けられ、食券2枚渡された。

リストバンドが無銘でこんなん意味あるのかと思いつつも、これでイベント会場との出入りは自由と。

D4DJに登場する にょちお のぬいぐるみが何匹も、観客が持って来てんだ。

とりあえず先に食券使うかとしばらくして一度退出。

食券1枚700円というが、実態としては2枚の1400円のメニューが多い。

2枚ってのはメニューを選べば2食だが、ほとんどは1食分なんですね

なお、現金の場合は食券を先に買う必要があるのだが、Suica他とクレジットカードのタッチ決済は店に直接でよい。

もっとも食券10枚買うとファミリーエリアという屋根付きのエリアが使えるなどの特典はあるが。

どうにもケチで700円のメニューを2食食べるという結論になってしまった。


さて、イベント会場に戻ってきて、前座も終わる頃で16:50から本格的に開幕。

一億総DJ時代かというほどにDJやる人が多いというので驚いたのはDJ中村温姫、デビュー3戦目だったらしい。

DJ Meguchee、こちらけっこういろいろ呼ばれているのを名前は見ていたが、

そもそもミュージシャンですから、そこら辺のセンスはよいのだろう。

やたらRoseliaの楽曲を流すのは当然か。大盛り上がり。


引き続きHappy Around!の2人、衣装も着込んでさすがの安定感である。

音楽を調子良く流すというのと、ダンスなどで盛り上げる2人体制だと穴が開かないのがよいか。

そして主催者、DJ小岩井ことり、「ただの小岩井ことり」とアピールしたのはD4DJの楽曲には縛られないということか。

そうなんですよね。D4DJってオリジナル曲かD4DJのカバー曲か、せいぜい他のブシロード製品の楽曲か。

面倒ごとを起こさないためかそういう縛りがあるが、そうではないと。

この微妙な関係はD4DJの公式の投稿でもみられるところで……

\DJフェス出演!/ 本日、台場で開催の「#肉フェス2024 小岩井ことりフェス」に、 Happy Around! から 各務華梨・三村遙佳、 UniChØrdから 由良朱合 が出演しました! ディグラーの皆様 および ミチル役 #小岩井ことり さん、ありがとうございました!

(D4DJ公式/Twitter)

ということでD4DJから来た扱いではないが、記念撮影は一緒にしている。


そこから一転、DJ中村繪里子、一気に選曲も古くなり、客層も老け込んだ気が。

今井麻美さんも盛り上げ役に一緒にステージに立っていたけど、

いやこれはDJではなく漫談だろうと言われる始末。なんのこっちゃ。

タイムテーブルの中に書かれた「コラボタイム」とは何のことかと思えば、

DJ小岩井ことり が 中村温姫さん、中村繪里子さん、今井麻美さんをしたがえて、

「許可を取ってきた」とアイドルマスター ミリオンライブ!のThank You!を披露。

というわけで今までのDJタイムではなりを潜めていたアイマス要素が急浮上。


というわけでああ楽しかったと。

D4DJのバックアップ体制がすごかったのはありますけどね。

こういうイベントにも出て行ける機動性の高さはDJの良いところなんでしょうね。

来月のイベントのチラシもこれ見よがしにばらまいてたけど。


青海から首都高速を渡ってグランドニッコー東京台場の2階エントランスへ。

ここにお台場レインボーバスのバス停が立っている。

地上からだと使いにくいが高架レベルだとすぐにアクセス出来る。

ここから品川駅までバスで向かう。ゆりかもめ よりだいぶ安いからな。

お台場レインボーバス は 港区のコミュニティバスである。

台場地区内で細かく拾いながら、田町駅・品川駅と結んでいる。

ゆりかもめ とはルートが大きく異なるのですみ分けがあるんでしょうね。

なにより運賃が安くて220円、ただしSuica・PASMOが利用できない。

現金での利用者が圧倒的に多いが、iDでも払えるのでこれはこれで便利。

グランドニッコーでの乗車は少なかったが、フジテレビ前・台場二丁目・お台場海浜公園駅と乗車が多く、

立ち客も多くいる状態でレインボーブリッジを渡って行く。

そんなこんなで品川駅に到着、港南口から在来線改札まで行き山手線に乗って帰ったのだった。


行きはレインボーブリッジを歩いて渡り、帰りはバスで渡り。

あんまり一般的なルートではないと思うんですけどね。

会場の場所からして東京テレポート駅が便利ですからね。

これだと りんかい線~埼京線で新宿とすぐ往来できるわけだし。

もっと遅ければこのルートにしてただろうけど、20時前なのでそこまででも。

安上がりではあるが、それ以外の目的もあって選んでいるルートではある。