300円ショップに頼るイトーヨーカドー

イトーヨーカドーに買い物に行くと、元々入居していたダイソーが拡大し、

Standard ProductsとTHREEPPYの売場も設けられると書かれている。

元々イトーヨーカドーの日用品売場と同じフロアで同居していたが、

イトーヨーカドー直営売場はなくなり、ダイソー・Standard Products・THREEPPYとなっていた。


ところでStandard ProductsとTHREEPPYと言われてわかるもんかね?

ダイソーは元々100円均一だったが、最近は100円以外の商品も多い。

そんな中で100円以外の商品を主体とした新ブランドが作られた。

それがTHREEPPY、2018年に開業、名前にTHREEと書いてあるように300円ショップだった。

この300円というのは3COINSとか意識したのかなという気はする。

ただ、2022年にTHREEPPYはリブランドし、必ずしも300円にこだわらない形となった。

デザイン性に優れた可愛い商品やキャラクター商品が主に 20~40 代の女性から好評を博してまいりました。創業 50 周年の節目である本年、さらなるニーズにお応えすることを目指し、「あいらしい。そして私らしい。」をコンセプトにリブランディング、大人可愛い雑貨を追求するブランドとして生まれ変わります。(略)

価格帯は 300 円(税込 330 円)が 8 割、その他 150 円(税込 165 円)から 1,500 円(税込 1,650 円)と幅広く取り揃えます。

(3ブランドのグローバル旗艦店、銀座に 4 月 15 日オープン(pdf) (ダイソー))

パッと見た感じは価格の幅が広く、300円ショップって感じはなかった。


THREEPPYは今回初めて知ったのだが、Standard Productsは以前から見ていた。

Standard Productsは2021年に渋谷マークシティ内に初出店した。

新規に開店するダイソーの大型店の一角に入居する形である。

一応300円ショップというくくりらしいのだが、あまりこだわりはない気がする。

Standard Productsの説明を見る限り、100円ショップでは届かない部分を埋める意味合いがあるようだ。

「Standard Products」は、環境やライフスタイルの変化に伴う、良質で心地いい製品を長く使いたいというニーズの高まりにお応えし、普段の生活で使う日用品をちょっと楽しく、との思いで生まれた生活雑貨の新ブランドです。

(大創産業、新業態「Standard Products」をオープン (pdf) (ダイソー))

店の雰囲気がどことなく無印良品に似ているような気はするけど……


ただし店の大半はダイソーが占める形である。レジも共用だし。

ダイソーも広くなると100円以外の商品が多く並ぶようである。

ダイソーだけでも品揃えは相当なもんである。

ダイソーは値札がなければ110円だが、他は全て値札を付けているように見えた。

そう考えるとStandard ProductsとTHREEPPYを分ける意味もよくわからんが、コンセプトの都合か。


特にStandard Productsはイトーヨーカドーの日用品売場を思い出す品揃え。

300円にこだわらず広く集めているので幅広いニーズに応えられるのでは?

イトーヨーカドーとしては非食品の売場を削っていく流れがあり、

実態としてはもともとこのフロアで扱っていた日用品からはほぼ撤退ではないか。

一部は文具売場の隣接場所に動かしたっぽいけどね。

衣料品売場はまだ残ってるけど、これもそのうち他社に移管じゃないかね。

日用消耗品は残りそうだが、それ以外の非食品のどのぐらいがイトーヨーカドーで残るのだろうか。

ダイソーはある程度の穴埋めにはなるが、イトーヨーカドー全体として買えるものが減っていることは違いない。


もうだいぶイトーヨーカドーで日用品買ってないんですよね。

少し遠くてもイオンまで買い物に行くことが多くてね。

イオンは住関係のプライベートブランド商品をHOME COORDYとして、

売場入口にもHOME COORDYと掲げて幅広いニーズに応えている。

大型家具店を意識したイオンの専門店化戦略の1つなのではないか。

本当はこういうのが欲しいんですよね。

ただ、イトーヨーカドーにはこんな売場を作る体力はないと言わざるを得ない。

そこで頼ったのが100円ショップという枠組みに留まらないダイソーだと。

これはこれで立派だけど……イトーヨーカドーとしてはなんか残念なんだよなぁ。