Coke Onのアプリと接続できる自動販売機を「スマホ自販機」とコカコーラは言っている。
後で書くようにスマホ自販機もいろいろなタイプがあるのだが、
主流はマルチ電子マネー対応のもので、勤務先にも何台か設置されている。
Coke Onは自動販売機での購入時にスタンプを貯めて、ドリンクチケットが得られる仕組みだが、
このスタンプを得る方法としては、
- スマートフォンを接続してCoke On Pay(アプリ決済)で支払う
- Coke On ICに登録された電子マネーで支払う
- スマートフォンを接続して現金・電子マネーで支払う
の3つの方法がある。
3つ目の方法は鉄道150周年のキャンペーンで知ったんだけど。
Coke On ICに登録した交通系ICカードで払うか、Coke Onを接続して交通系ICカードで払えば特別なスタンプが付与されると書かれていたんだ。
で、今日は3.の方法でモバイルSuicaで払いながらCoke Onのスタンプを得ようとした。
それでまずCoke Onを接続して、ボタンで商品を選んで、
電子マネーの種類を選んで、ということでSuica他交通系ICカードのマークに触れるも反応がない。
複数種類あるときはタッチしてから選ぶんだっけと思い、
スマートフォンをタッチすると即座に出てきたので困惑。
おそらくiDで決済されたとみられる。なんでや!
後で確認したのだが、先に電子マネーを選ぶのが本来の使い方である。
他の自動販売機で試してみたのだが、電子マネーの種類をタッチすると選べた風な表示になる。
(タッチして選択された電子マネーが消灯するという表示方法はどうかと思うが)
なので複数の電子マネーが入った端末をタッチする場合は、こうして先に選んでからやればよいわけである。
ただ、単一の電子マネーしかない場合は自動判別する機能があるので、
種類を選ばずにタッチしても動くようになっていると。
これはあくまでもコカコーラが現在設置しているタイプのマルチマネー対応の自動販売機の話ですが。
コカコーラも昔は先に電子マネーの種類を選ぶのが必須だったはずだし、
他社の自動販売機だと電子マネーの種類の選択は必須であることが多い。
コカコーラも公式には先に種類を選んでからタッチしてと言っている。
種類を選ばずに複数の電子マネーの入った端末をタッチしたら止まるという情報もあったが、それならこんなことにはならんのだよなぁ。
なぜ種類選択が反応しなかったのかという点も含めて疑問は多い。
というわけで想定外にiDの決済が発生してしまったようである。
iDってことはイオンカードか……いいことなしだな。
(200円未満の決済だとポイント付与自体がないから)
本当にiD決済されたのか、まだ確実な情報で確認出来てはいないのだが。
ところで冒頭に書いたようにスマホ自販機もいろいろなタイプがある。
そもそもマルチマネー対応の自動販売機にしても世代や設置場所により対応する電子マネーが異なる。
比較的多いのが iD・Edy・nanaco・WAON・交通系 の組み合わせである。
イトーヨーカドー店内のものは不自然にWAONが抜かれたり微妙な差もある。
新しいものではQUICPayとVISA・Mastercard・JCB・AMEXのタッチ決済対応のものもあるという。
ただ、Coke On対応の自動販売機全てが電子マネー対応というわけでもない。
Coke On Pay以外は現金のみという自動販売機もある。
この場合はCoke On Payならばキャッシュレス決済できると言えるが……
Coke On Pay非対応のスマホ自販機なんてものも世の中にはある。
大津で遭遇してびっくりしたんだけど。
Coke Onアプリで接続して現金で買うとスタンプが貯まるという。
ドリンクチケットの交換はできるようだったが。かなり不思議な存在である。
街中にある自動販売機としてはコカコーラは最大手ですからね。
いかにも古い自動販売機はCoke On非対応だったりするけど、
地域によっては電子マネー対応の自動販売機が少ない中では比較的対応している方だと思う。
もっともこれが駅や空港となるとなかなかそういうわけにもいかなくて、
JR東日本だとacureという自社の自動販売機ブランドがあったり、
他社でも専用の決済装置を付けたり、現金専用として運用されたり……
acureは仕方ないなと思うけど、コカコーラなのにあえてマルチマネーを封じたり決済装置を交換したりするのはどうなのかと思うのだけど。