ライブビューイングでRoseliaのライブを観劇する前に、
おやつを食べるかとセブンイレブンに入ると、レジのところにファミリーマートで見るコンパクトなセルフレジがずらりと。
結局はセブンイレブンもこのタイプのセルフレジ導入したんですねと。
ファミリーマートとローソンのセルフレジは意図が違うという話を書いたことがある。
ファミリーマートはピーク時の混雑緩和、ローソンは人手が少ない時間帯の対応を意識していると。
このときセブンイレブンは既存のレジを改造したセルフレジがごく一部の店舗にあるがと書いた。
その後、つり銭機を客側に向けたセミセルフレジ? のようなものが登場したが、
一体どのぐらいの効率化になっているのかは疑問だった。
セブンイレブンがこれまでセルフレジに消極的な明確な理由は明らかになっていないが、
1つ言われていたのが客層ボタンの存在である。
客層ボタンは客の年代・性別を登録するボタンで、データ分析に使用される。
レジ入力の最初に店員が目視で選択するもので、かつてはどこのチェーンにもあったが、
2017年頃にファミリーマートとローソンでは廃止されている。
ポイントカードのデータと照合した結果、あまり精度がよくないことが判明したためと言われている。
店員にとっては1つ手間のかかる操作がなくなるということで負担軽減にもなると。
この時点ではセブンイレブンでは残っていたのは確かだが、
セルフレジでは対応が困難なのは明らかで、そうすると実質廃止になりそうだが。
前置きが長くなってしまったのだが、このとき購入したおやつはシュークリームで、
エシカルプロジェクトのシールが貼られていた。
nanacoで払えば5%ポイント付与ということで、nanacoで払うかと。
というわけでレジに持っていこうとしたときに、セルフレジでエシカルプロジェクトって処理できるのか? と疑問に思った。
有人レジもすぐ回ってきそうだったので、そちらへ向かってnanaco払いすることに。
ただ、このとき特にシールを確認して入力しているようには見えず、
あれ? と思って調べたら、どうもバーコードに消費期限の情報が入っているようで、
エシカルプロジェクトの適用条件を満たす場合は自動で適用されるらしい。
ということはセルフレジでも大丈夫だったということですね。
だからセルフレジの注意事項として示されても無かったのかと理解した。
今度からは安心して使えますねと。
エシカルプロジェクトのシールというのは、識別が容易なように貼っているだけの目印で、
理屈としては条件を満たしていればシールが貼られてなくても対象ということ。
逆に店員のミスで条件を満たさないのにシールが貼られていることがあるので、
購入後速やかにレシートで確認することが好ましいが、対応できるかは不明である。
過去にもエシカルプロジェクトについてはいろいろ書いていますが。
消費期限の近い商品について、nanacoで払った場合のみ5%ポイント付与というのは、
対象者が限られることと5%という見切り販売には低すぎる割引率が問題である。
とはいえ、このポイント原資は加盟店ではなく、セブンイレブンの本部が負担する点に特色がある。
このため、加盟店がエシカルプロジェクトの適用基準から逸脱しないように、自動判別する仕組みが必要だったのではないかと考えた。
このためにバーコードに消費期限情報が埋め込まれているというわけである。
あと、調べて気づいたこととしては、エシカルプロジェクトの適用は定価販売が前提なんですよね。
一応、セブンイレブンでも店側の裁量で値引き販売は可能である。
(とはいえローソンやファミリーマートに比べると実施例は少ないようである)
でも、セブンイレブンのシステムでそれを実現するためには商品価格を手入力しなければならない。
そうするとエシカルプロジェクトの適用対象にはなり得ないのである。
加盟店が負担する値引きと、本部負担のポイント付与の二重取りはできないわけである。
ただ、この枷がエシカルプロジェクトの効果を下げているとも言えるのだけど。
というわけでレジ係の負担にならない仕組みなのはよいのだが、
その背景を考えて見ると、セブンイレブンの本部は加盟店を全く信用していないということが見えてくる。
それが加盟店の利益確保に役立っているならいいんだけど、
そもそもエシカルプロジェクトの効果はかなり疑問視されているところなので、どうなのかなと思うところ。
パッと見た感じではセブンイレブンのセルフレジはファミリーマートと似ており、
そこにはファミリーマートが駅売店などで磨いてきたセルフレジのノウハウがあるのではないかと思う。
機器自体は汎用品として売っているものなのですけど。
カウンター設置型セルフレジ WILLPOS-Self SS-950U (東芝テック)
だからマネするのは勝手なんだけど、ただ今まではこれを拒んできたかの印象がある。