昨日、コンサートの入場に手間取っているという情報が出ていて、
なんのこっちゃと思ったらどうもこういうことがあったらしい。
e+が最近導入した顔認証による入場管理システムが落ちてしまったということで、
これを当て込んでいた公演で混乱が起きたということらしい。
イベントに特化した完全非接触「顔認証×サーモグラフィー」~ワンストップ入場システムの導入開始~ (e+)
「10月以降開催の特定の公演のみでの導入とし」とあるから、まさに試行段階だったんですね。
で、どういう仕組みかという話ですが……
あらかじめ顔写真の登録をしておけば、あとは顔パスということである。
指定された期間内に登録するってことだから、当日になって登録しようとしても遅いのだが。
なぜ事前登録をするのかというと、データを顔認証システムにオフラインでダウンロードするから、
と先のプレスリリースを読む限りは理解できるが……
このあたりの詳細は定かではないが、顔認証自体はオフラインでできても、
席番号の確認などができないため、サーバーがダウンすると、結果として入場ができないと。
どうもそういうことのようである。
この辺はe+のシステム設計に問題があったのかなと。
既存のスマチケなど、スマートフォンをチケットとして使うシステムとは構造が違い、
こちらはあらかじめチケットをダウンロードしてオフラインでも成立するように作られている。
今回の場合、入場時のチケット確認に相当するのは顔認証で、
顔認証装置は固定なので、ここは回線のトラブルを想定する必要はないと考えていたのではないか。
一方で入場さえしてしまえば、そこから席番を知るにはインターネット回線が必要なのは問題と思えるが、
これができなくても入場が滞るわけではないしと軽視していた可能性はある。
それはそれで問題だと思うのだが。
けっこう大きな課題を突きつけたトラブルのようである。
発想としてはよい面はいろいろあるんですけどね。
今後、改善に時間を要する可能性はありそうだ。