今年1月に大阪証券取引所と東京証券取引所が経営統合して日本取引所グループができた。
今年7月には現物市場を東京証券取引所に集約、
来年3月にはデリバティブ市場を大阪証券取引所に集約することになっている。
ところで、日本を代表する証券取引所2つ、英語表記に違いがあるって知ってますかね?
最近、大阪証券取引所のWebサイトを見て知ったんだけどね。
東京証券取引所の英語表記はTokyo Stock Exchange、
大阪証券取引所の英語表記はOsaka Securities Exchange、StockとSecuritiesの違いがある。
Stockは株式、Securitiesは証券を表す言葉だから、Securities Exchangeの方が証券取引所という日本語に即しているように思える。
ただ、一般的にはStock Exchangeで証券取引所を表すことが多いようだね。
他の著名な証券取引所の名前をいくつか列挙すれば、
- New York Stock Exchange
- London Stock Exchange
- NASDAQ Stock Market
- Hong Kong Stock Exchange
確かにだいたいStock Exchangeだね。
そう考えれば、東京証券取引所が英語表記を Tokyo Stock Exchange としたのも納得だ。
このことについて大阪証券取引所はこう説明している。
当社の英語名は「Osaka Securities Exchange」です。「株式」の意味を表す「Stock」ではなく,幅広い金融商品を表す「Securities」を冠しているのは,時代のニーズを捉えた多様な金融商品が取引される市場を目指すという当社の理念を表しています。
この理由は後付けかもしれないけどね。ただ、大阪証券取引所の考えにはよく合った表記ではある。
今年7月には現物株市場がなくなるわけで、そうなると Stock Exchange ではなんのことかわからなくなる。
そんなことを想定してたわけじゃないだろうけど、結果的にはこれからも使っていける名前だったのではないかと。
これは大阪証券取引所に限ったことではなくて、
東京証券取引所にしても他の取引所にしても、債券だとかETF(上場投資信託)だとかREIT(不動産投資信託)だとか、
株式以外も扱ってるんでStock Exchangeでいいのかという疑問はあるんだけどね。
慣習的に今も使われている表現を尊重してるんだろうが。