今日偶然見つけたのだが、日本で初めてエレベータが取り付けられた地下鉄駅というのは大阪の谷町線の喜連瓜破駅のようで。
1980年11月に喜連瓜破駅ができるときに設置されることになった。
当時、日本ではバリアフリーという言葉はほとんど知られていなかった。
そんな時代にあって斬新な試みだったに違いない。
こうして1980年11月に初めてエレベータが設置されてから30年たった2011年3月に大日駅にできたエレベータの完成をもって、
大阪市営地下鉄・ニュートラムの各駅ではホームから地上へ至るルートがすべての駅で確保された。
大阪市営地下鉄・ニュートラムの全駅(133駅)でホーム~地上までエレベーターによるワンルートが完成しました。
30年もかかったが見事に完成したわけだ。
3大都市の地下鉄では初めての快挙であると述べている。
ちなみにこれはあくまでもホームから地上へ向かうルートが確保できたと述べているだけで、
乗り換え通路まで段差解消されているとは言っていない。
とはいえ、市営地下鉄同士の乗り換えは現在までにほとんどエレベータの設置などが行われている。
ただ1つ残るのが心斎橋駅の御堂筋線~長堀鶴見緑地線間で、現在工事が進められているようだがいかんせん地下が複雑で。
大阪市の試みは先進的だったんだなぁと思うわけだけど、実はさらに先をゆく都市もあった。
それが京都市である。
1981年に市営地下鉄烏丸線ができたわけだけど、実はこのとき開業した京都~北大路のうち4駅にエレベータが設置された。
どの4駅かようわからんけど、京都・四条・北大路とあと1つ、御池かな。
残りの駅もエレベータを将来設置する前提とした構造としたそう。
1997年以降順次開業した東西線は当初からエレベータを設置するなどバリアフリーに配慮したものとしたよう。
いつか知らないけどかなり早い時期に全駅にエレベータが整備されていて、それこそ大阪市以上に進んだものだったわけ。
まぁ地下鉄ができたのが最近だったからこそできたことだろうけど、それにしてもそこまで考えられた路線が1981年開業していたとは驚きである。
関西で早い時期にエレベータが設置された背景について、述べた記事が見つかった。
興す!地域の明日 街づくり 人にやさしいバリアフリー (毎日新聞大阪発行120年記念キャンペーン) (Web魚拓)
実は1976年に 誰でも乗れる地下鉄をつくる会 というのが作られて、この団体の訴えかけに応じて作られたのがこのエレベータだったと。
今になってみれば当たり前の事だけど、当時はそんなことはあまり知られてなかっただろうし、こうして訴えた意義は大きい。
こうして今に至るわけですが、まだまだ先は長いですね。
今後、このような公共施設がもっと利用しやすいものになりますように。