先日、Bリーグの練習生の話を書きましたが。
この背景には外国籍選手をフル活用したいという意図があるのではと。
しかし、これも2026年からは事情が変わりそうだ。
現状のBリーグはB1,B2,B3の3部制で成績によりリーグ間の入れ替えがある。
なお、B1,B2はプロリーグだが、B3はプロアマ混在の位置づけである。
この点でB3リーグは特有の役割を持っていると言えるが、B1とB2は単純に上下関係と言える。
2026年からも3部制ではあるのだが、各リーグが異なる意味を持つことになる。
- B.LEAGUE PREMIER
- 外国籍選手のオンザコートルールを緩和して、日本人選手を含めて世界水準の競技レベルを目指す
- B.LEAGUE ONE
- 全国に点在し、日本人選手の活躍の場を確保することで日本におけるバスケットボールの裾野を広げる
- B.LEAGUE NEXT
- 将来的にB.LEAGUE ONEとの統合を目指す
これに伴いリーグ間の入れ替え制を廃止する。
そして、チーム間の戦力均衡のためにサラリーキャップやドラフト制の導入などを行うという。
現在のB1,B2,B3にそのまま対応するとは考えない方がよさそうである。
B.LEAGUE PREMIERは世界レベルを目指すといっている。
このために求められる集客力・収入の水準は高く、求められる競技レベルも高い。
そのように高いレベルが求められ、外国籍選手の制約も大きく緩和され、
そんな中で活躍できる日本人選手はほんの一握りであろうと。
一方、B.LEAGUE ONEは現在のB1リーグの位置づけに近い部分が多い。
PREMIERとの対比で日本人選手の活躍の場を確保するということで、
チームが地域に根付くという点ではむしろこっちの方がメリットがありそう。
現B3はプロアマ混在だが、B.LEAGUE NEXTはプロリーグということで、
そこまでに現B3を構成するチームもプロチームへの移行を目指すと。
チームに求められる条件は現B2に近いところがある。
現B3のチームも底上げして、2026年には現B2のレベルには引き上げると。
ゆくゆくはONEのレベルまで引き上げて統合を目指すということらしい。
B.LEAGUE PREMIERでの日本人選手の活躍機会が限られることの対策で、
選手のレンタル制の導入、ダブルチーム制度などを考えているようである。
そうすると、B.LEAGUE PREMIERとONEのチームを併営したいというニーズもありそうだが。
PREMIERとONEのチームを行き来する選手が増えることへの懸念として、
「チームの和が乱れるんじゃないかという声がある」という話も。
Bリーグ、外国籍増に不安も 選手に制度改革を説明 (KYODO)
B.LEAGUE PREMIERが本当に魅力的なリーグになるのかという懸念はあり、
リーグとして選手の国際交流の活性化を目指しているわけだが、
それではNBAのコピーになるのではとか、本当に面白いかは疑問があると。
むしろ、B.LEAGUE ONEの方が日本あるいは各地域とのつながりが強く、
そういうリーグの方がファンとしては応援しがいがあるんじゃないのと。
記載からすると、現B1の特徴をもっともよく継承するのはB.LEAGUE ONEですから。
まだ、特にB.LEAGUE PREMIERのルールは明らかではない部分が多い。
このため上記のような懸念がどの程度当てはまるかはまだわからない。
すでにB1のいくつかのチームがPREMIERへの移行を目指すと言っているよう。
相当な変容を求められることをどう考えているかというのは気になるが。
こういう形でBリーグが変容を選んだ背景にはやはり外国籍選手との共存共栄の在り方があったんだと思いますね。
B.LEAGUE PREMIERが世界水準を目指すことの理由はいろいろあるけど、
日本人選手と外国籍選手のすみ分けのための方便という面もあるだろう。
もちろん外国籍選手を含めて世界水準のプロチームが日本にあることで、
トップクラスの日本人選手にとっては新たな選択肢が生まれる部分はある。
でも、どちらの効果の方が本当に大きいのかは疑わしいと。どうでしょうか。