東京~名古屋間をバスで移動することは多いが、ほぼJRハイウェイバス。
東京側は東京駅八重洲口のJR高速バスターミナルだったり、バスタ新宿だったり、
場合によっては家から近い中央道の本線バス停だったり。
一方の名古屋側はほとんど名古屋駅太閤通口のJRハイウェイバスのりばである。
もう10年以上前のことになるのだが、JRバスは名古屋ターミナルビル内のバスターミナルを発着していた。
このビルの建替にあたって「仮設」バス停として作られたのが、現在のバスターミナルである。
ただ、この名古屋ターミナルビルがJRゲートタワーとして改築が完了した後もJRバスは戻っていない。
(市バスは改築後JRゲートタワー1階のバスターミナルに戻った)
路上バス停に移転した市バスと異なり、本格的なロータリーも整備したJRバスは戻る理由がなかったのかも。
そんなJRバスの案内にはこんな記載がある。
名古屋駅(新幹線口)の のりばは、JR名古屋駅太閤通口「JRハイウェイバスのりば」となります。
※直接バス停でお待ち下さい。(ゆりの噴水でお待ち頂いてもご利用になれません)
当たり前じゃないかと思うのだけど、ゆりの噴水周辺は確かに人が多い。
あれはJRバス以外のバス待ちの人なのかと知るも、その実像はよくわかってなかった。
ゆりの噴水周辺でのバス待ちというのは主に夜行バスの話である。
人が多いというのも夜にJRバスで到着したときの印象である。
この人たちはバス会社の人に集められてバスが停車している場所に連れられる。
ここで集まる人は通常、名古屋駅西口観光バス乗車場Bバースに停車するバスに乗るという。
調べてみると太閤通口の北側の路上に「高速バス乗り場 22:00-1:00」と書かれたバス停のポールが何本か立っている。
時間帯により観光バスの乗車、高速バスの乗車と使い分けているよう。
直接バス停に来てもらってもよさそうなものだが、歩道が狭く乗車待ちが難しいのだと思う。
ただ、バス停の表示を見てもわかるようにここを使えるのは夜行バスのみ。
名古屋駅の伝統的な高速バス乗り場は JRハイウェイバスのりば と名鉄バスセンター(名鉄バス・三重交通)
名神ハイウェイバスは両系列が運行に関わっているので、系統によっては両方停車する。
これらの会社と共同運行先以外は別の場所に乗降場所を確保する必要がある。
そして観光バス乗車場Bバースは夜発のみ使えると。
というわけで、昼行バスに新規参入した会社はどうしているかという話。
まず、わかりやすいのは太閤通口の対岸、ビックカメラの前にバス停がある。
屋根付きの立派なバス停で、大阪バスとWILLER EXPRESSが同じ場所。
大阪バスはほとんど昼行便だし、WILLERもわりと昼行便が多い。
WILLERは夜行便の一部ではゆりの噴水周辺集合となっている。
それより少し南、愛知県信用保証協会前に日本中央バス・茨城交通のバス停がある。
こちらはちょこんと置かれている。
今度は駅の反対側、桜通口だが、こちらは ミッドランドスクエア前 に あおい交通 他のバス停がある。
あおい交通の運行路線は県営名古屋空港行きだが、
イルカ交通・青木バス・杉原観光バスと観光バスから高速バスに参入した会社がいくつか使っている。
あおい交通 も元々観光バス会社で、小牧市の桃花台ニュータウンの住民の要望で春日井駅とのバスを走らせたことで路線バス参入した経緯がある。
セントレア移転後の名古屋空港との連絡バスというニッチなところに参入し、
名古屋駅前に自社バス停を設け、余力で似たような経緯の他社にバス停を使わせているということではないか。
その桜通口から南にだいぶ下ったところに「名古屋南ささしまライブ」というバス停がある。
名古屋駅からはやや遠く、観光バス乗車場Bバースが使えるならばそちらの方が近いので、
降車場としての利用、あるいは昼行便の乗車に使われているよう。
そうか、太閤通口の近くで乗車できても、降車はそうもいかないのか。
ところで、「ゆりの噴水前」と書いたが、先日この噴水は撤去された。
理由はリニア中央新幹線の開業に向けた駅前広場整備のため。
これによりバス乗車時の目標物がなくなったわけである。
現在のところは「太閤通口広場<旧:ゆりの噴水前>」といった表記でごまかしている。
OCAT(大阪・難波)やバスタ新宿のような公共バスターミナルが使えるといいけど。
少しずつ状況が改善していることは確かなんだけど。
東京駅周辺であれば、バスターミナル東京八重洲が開業した。
ここには京成バスなど周辺の路上バス停を使っていた会社だけでなく、
従来、鍛冶橋駐車場を使っていた路線の一部が乗り入れ、今後拡張が進むと全て集約される見込み。
他地区でも神戸・三宮でも国道事業としてバスターミナルが整備される予定。
条件が揃えばそういう方向にも向かうと思うけどね。