今日は案外慌ただしいだろうなと思いながら、大阪にやってきて、中之島の国立国際美術館にやってきた。
ちょうどOKミュージアムパスポートが期限切れなので買い直すのもあったが、
ちょうどこの先日、5000円から8000円に値上げされたのだった。
定価で言えば1800円とかする展覧会を各1回ずつ見られると考えれば妥当な値上げだが、
昔はほぼ同じ効力の 友の会 が年3000円だったことを思うと、むちゃくちゃ値上がりしたなと思う。
この値段だと関西2館ハシゴしないと元は取れないだろう。
ただ、今買う必要はなかったのかなと思ったのが、展覧会の期間である。
特別展「笹本晃 ラボラトリー」はなんと11月3日までやっているという。
期中に展示物を使ってパフォーマンスを行うので、それありきの会期設定という側面もあるのだろう。
となれば、止まっている展示物を見ても本当に見たことにはならないのかもしれない。
まぁそこは補完する映像があったりするわけですけど。
パフォーマンスをして展示物に描き足していく部分もあるのだろう。
そしたら会期中たびたび来たいという話もありそうですが。
映像など見ると自然科学にいろいろモチーフを取っていて博識そうに見せているが真相はいかに。
コレクション展では「開館50周年記念プレ企画」として、開館前に制作された作品を展示、次は開館後の作品を展示するという。
基本的にこの美術館は1945年以降の現代美術を対象としているが、
それより古い作品もあって、それは後の時代に影響を与えたであろう作品があると。
それは前の時代から見て重要な作品もあるから、そういうのは他館に貸すことも多いのだろうと。
ちょっとわざとらしいなと思ったのが、最終盤に女性作家の作品を集中的に並べていたこと。
当時、発表の機会も限られ、現代に渡ってもあまり研究されてないかもしれませんねと。
このあたりは国立美術館の全社的な方針もあるのかもしれない。
東京国立近代美術館の謎
あとちょうど特別展で取り上げている笹本晃さんも女性だし。
中之島はオフィス街で、フェスティバルタワーの地下では弁当箱を開けて食べる人も多くいた。
中之島ではランチもそれなりにするということだろう。
まぁ実際にそれなりの値段はした。
で、そのまま地下から渡辺橋駅につながっていて、こんなに京阪電車に乗る人がいるのか?
と思ったら、渡辺橋駅にはMINAMOというレストラン街があって、そこ目当ての人のようだった。
改札階に降りるとひっそりしているが、そこそこ利用はあるようだ。
とはいえ、今は中之島から京都方面まで直通する優等列車はないので京橋乗換ですが。
電車に乗りながら計算していたのだが、これは京都に着いてから慌ただしいなと。
特別展を見る分にはなんとかなるかと、三条で降りて岡崎公園まで歩いて行く。
特別展は「フォンタネージ—イタリアの光・心の風景」というので、
アントニオ・フォンタネージ作の風景画が多数並んでいるのだが……
果たしてなぜこれを京都でやっているのだろう。
明治時代に工部美術学校にやってきたが、わずか2年で帰国している。
ただ、その2年間で残した物は多く、教え子としては 浅井忠 が有名である。
先生としては名前が知られているが、画家としての側面はあまり知られてないですねと。
そんなわけでミラノからたくさん借りてきたというわけである。
文化が違っても自然を描くというところには普遍性があるので、学ぶところは多かったのかも。
終盤は教え子の作品が多く並んだが、教え子という側面で浅井忠の作品がミラノにあるのを借りてきたのもあった。
日本で着想を得てイタリアで完成させたって作品もあったみたいね。
そんなわけでもう時間切れで京都駅へ向かって、帰りもまた早特で取ったこだま号で東京へ。
こだま号も案外混み合うという話もあるが、これは空いてましたね。
そんなこんなで週中に2日間の関西行き、明日は1日仕事してまた休みですか。