Yahoo!は決してアメリカの会社でだけでない

非常に強力な日本のYahoo! JAPAN、対称的に不調なアメリカのYahoo!、
日本ではなかなかGoogleは強いポータルになれませんね。
その理由を予想すると、Googleはあまりに殺風景だからじゃないかな。
そのせいでGoogleとしては不本意なGoogle=検索のイメージを持たせてしまったと。
確かに一理あるね。僕も検索にGoogleを専ら使うがそれ以外のサービスは…
Google Mapsは優秀だが、よくも悪くもゼンリンの地図なわけで。
みやすさの面からYahoo!地図を多用する。
Gmailは一時使ってたが、現在はメールを自分で提供しているので使ってない。
それ以外のサービスは優れているといえないかな。
弟はiGoogleを使ってるようだが、まぁこれもすばらしいけどね。
逆に日本のYahoo!が強いのは、ソフトバンクの力としか言えませんね。
実はソフトバンクはアメリカのYahoo!にいくらか出資して、その上でアメリカのYahoo!と共同でポータルを立ち上げた。
それが今のYahoo! JAPAN、だから実態はソフトバンクです。
ソフトバンクというと日本でコンピュータ関係の会社としてはむちゃくちゃ有名ですからね。
そこのポータルともなれば各方面から使われるわな。
結果、日本はYahoo!に染まったと。
Googleが日本でも活発に動き始めても、衰える気がしないのには、
Yahoo!オークションやら、ディレクトリ検索から発展して非常にたくさんのサービスを提供するからだな。
事実検索のシェアはかなり奪われているのですが、PVシェアでは勝てたもんじゃない。
検索は通過してそれでおしまい、けどそれだけにとどまらないということがわかる。
ソフトバンクグループのソフトバンクBB・ソフトバンクモバイルもYahoo!BB・Yahoo!ケータイなどYahoo!を活用した活動をしてるし。
実はアメリカのYahoo!も見習ってるところはある。
さて、それはともかく、アメリカのYahoo!は不調すぎる。
PV数で言えばYahoo! JAPANと同じぐらいなのですが、
こちらは日本だけ、向こうはアメリカ、英語を用いる人なら使うときはあるからそれ以上でしょう。
それで結構な分をGoogleに取られている。そう見えますね。
向こうでもオークションをやってたけどeBayとの大きな差に撤退を余儀なくされたり。
それで、Yahoo!の価値が下がりつつあったところにMicrosoftが株の買占めを企てたりと、
なかなか苦しい状態ですね。
さて、アメリカのYahoo!がどうなろうと直接影響が出るわけではありませんが、
Yahoo! JAPANの三分の一の株はアメリカのYahoo!のものなので影響があるかもしれない。
そこで日本のYahoo!は独自のことを保てるのか。
実は日本のYahoo!以外にも独自性の高いYahoo!は他にあるんですね。中国とか台湾とか。
中国はYahoo!とソフトバンクなどが出資するアリババ、台湾は詳しい資料は見つからんが、現地のKIMOが関係あるらしい。
まぁ買収しても邪魔なやつらですわ。どうするつもりなんかね。