だいぶと前の話だが、所用のために筒井駅で降りたとき驚くべき掲示を見た。
なにが驚くべきものだったのかというと、筒井駅の掲示なのに 天理駅長 の名で書かれていたこと。
単に駅長と書けばよかったものをと思わないこともないが、確かに筒井駅で駅長だと言えば天理駅長なのだろう。
というのも、駅長というのは少なくとも近鉄では主要な駅にしかいない。(参考 : PiTaPa再発行取扱駅)
数えると37駅しかない。近鉄の駅は全部で287駅あるらしいから、ほとんどの駅にはいないこともわかる。
筒井駅は各停しか停まらないわりと小さな駅なので、駅長を置くほどではない。
駅長のいない駅はその近所の駅長の管理下に置かれるわけだ。
大概の会社ではこうなってるみたいね。
かくして筒井駅は天理駅長の管理下にあると、だから掲示は天理駅長の名で書いたらしい。
そんなのどうでもいいと思うんだが、時々そういう掲示がある。
ところで1人の駅長でどれぐらいの駅を管理してるんでしょうね。
天理駅はかなり多くて、天理線全駅と橿原線の尼ヶ辻~笠縫の計14駅を管理しているよう。
やたら多いよな。さすがにこれはびっくりだ。
このあたりは駅によっていろいろで、上本町駅は上本町駅しか管理していないらしい。
逆に四日市駅から出る支線、湯の山線と内部・八王子線の駅は全部四日市駅が管理しているらしい。
それに加えて名古屋線の駅もいくらか管理してるそうで、計24駅を管理しているという。小さな駅が多いとはいえこれはびっくり。
結局のところ大きな駅があればそこがやるということなのだろう。
東京駅には駅長が2人いる、というのはよく言われることだが、
JR東日本の東京駅とJR東海(東海道新幹線)の東京駅が同居していて、それぞれ大きい駅だからそれぞれ駅長を置いていると言うこと。
新大阪駅も同様にJR西日本とJR東海の駅が同居していてどちらも大きいから駅長が2人いる。
けど新横浜駅にはJR東海の駅長しかいないという。
どうも在来線の駅としてはそうも大きいとはされていないらしい。実際、JR東日本としてはみどりの窓口を置いていないようだ。(参考 : 駅情報(新横浜駅) )
そんなわけでJR東日本としては近所の駅の駅長が管理しているようで。ちょっと驚く話ではあるけどね。
逆に米原とか新幹線の駅としては微妙な駅でもJR東海はいちいち駅長を置いているらしい。なのでJR西日本の駅長と2人の駅長がいる。
そんなわけで駅長とあってもそこに駅長がいるとは限らないわけですわ。
ただ、駅について客に呼びかけるなら駅長がするのが筋ですからね。
かといってわざわざ駅長のいる駅の名前を書かんでもいいとは思うのだが、書くと混乱するわ。
こんな話をしておいて言うのもなんですが、以前遅延したとき受け取った延着証明には○○駅長と降りた駅の名前が書いてあったんだけど、よく考えたらその駅には駅長いないね。
まぁ駅員もあまり気にしてなかったのだろう。受けとった人も気にせんわな。
実際のところここはどうするのが正解だったんだろうね。