袋の代わりにカゴ

最近は連日在宅勤務で長期間出勤していない人もいるが、一方でこの時期は健康診断の時期でもある。

さすがに健康診断のためには出勤が必要ということで、これが久々の出勤になる人も出ている。

僕の場合は、ここのところは週1日程度の出勤で対応しているが、

今週は今日に健康診断の予定があったので、それにあわせての出勤にした。


ところで健康診断というと、空腹時血糖の測定の都合、絶食にする必要がある。

腹が減るから時間単位有給休暇

2年前は指定された時刻が遅かったから、空腹で仕事する時間が長くなるのは嫌だったと書いてあるな。

今回は朝一番だったので、そういう問題はなかったが。


健康診断が終われば、食べて良いわけですから、売店でパンと牛乳を買うことに。

それで売店に行って気づいたけど、袋が有料になってるんですよね。

普段は飲み物1本買うぐらいなので、手づかみで持って帰るし、店員も袋なんて渡してこないのだが、

さすがにパンと牛乳となると、手づかみはギリギリ……と思ったが、この店にはよいものがある。

それが買い物カゴ、実は以前から職場への持ち帰り用に使えることを案内していたので、

これ幸いと、買い物カゴにパンと牛乳を入れて、持ち帰って食べたのだった。


カゴは次に売店に来るときに返せばよいとなっているので、昼休みに返却してきた。

昼休みにカゴを置きに来ると、カゴはあらかた出払っているようだったから、

有料化のおかげか、カゴで職場に持ち帰るというのは定着しているように見える。

というか、今の出勤者数で出払うなら、それは足りてないんじゃないか?


全ての小売業で袋を有料化されると、スーパーやドラッグストアでの袋の有料化に慣れていた人にも戸惑いはあるかもしれない。

以前、イオンの衣料品売り場で袋を購入したなんて話もそうだし、オリジン弁当で袋について聞かれた話もそうだし。

専門店がやってないイオンモール , 出勤して弁当を買って帰ってくる

職場の売店というのはちょっとした盲点だったな。

普段ほとんど手づかみで持って帰ってたので、袋に入れて持ち帰るということがありうると思ってなかったのもあるが。


コンビニに袋を持って買いに行くか? なんてのがちょっと話題になっていたが、慣れというのはあるだろう。

なお、ファミリーマートでは袋は大きさによらず3円とのこと。ローソンも同様だそう。

コンビニでの購入金額も人それぞれだが、金額に対しては少し大きいかも知れない。

職場の売店は手ぶらで買い物に行くからこういう問題があったが、

僕がコンビニで買うときはだいたい外出中で、それでカバンがあればそこに入る程度しか買わないので、いらないなと思ったが。


僕が注意が必要だなと思っているのが書店で、これはちゃんと袋を持っていかないとなと思う。

物がそこそこ大きいですからね。手づかみというのもちょっと現実的ではないので。

ちゃんと準備していけば、これといったことないんですけどね。

突発的に書店に行くこともあんまりないような気はするし。


ところで少し話題になっていたが、この袋の有料化にはいくつかの抜け道がある。

紙袋にするという方法が1つ。ただし、単価が高いので、紙袋も有料提供でという店も多いんだが。

客単価が次第ではそういう選択肢もあるということか。

袋の厚さを増やすというのが1つ、これは再利用が可能だからということである。

もう1つが、バイオマスプラスチックを配合した袋にすること。

この方法で対応した店はけっこう多いし、有料化した店でもバイオマスプラスチック配合にした店もしばしばある。

これは、おそらく価格面ではそこまで不利ではないんだろうと思う。


ただ、いずれも省資源という点ではどうかと思うところである。

紙袋については、紙の製造にかかるエネルギーがけっこうあるのが気になるところ。

とはいえ、比較的丈夫で再利用性もあったり、古紙再生の行き場という面もあるし、素材自体はカーボンニュートラルだったり、

紙袋だって減らせるに越したことはないが、用途次第ではプラスチック袋よりよいところは多々あると思う。


次の厚手の袋にするというのは、客が意図を理解しているかどうかにかかっているわけで、

リピーターが袋を再利用して、結果として提供数が減っていけばよいが、どう考えてもそうはならんだろうと。

有料提供の袋を厚手にするなら、じゃあ今度もそれ使おうという動機はあると思うんですけど。

無料提供の袋をあえて再利用する動機は乏しく、再利用されないなら厚手にした分だけ資源を使いますからね。逆効果ですよ。


バイオマスプラスチックというのも謎ではあって、なんでこれが除外されたのかはさっぱりわからない。

というのも、多くは石油・天然ガスから製造していた物質と同じものを、バイオエタノールから作るというだけのこと。

石油・天然ガスの省資源化にはなるんじゃないかという話ではあるけど、そうはいっても配合率30%ぐらいなんですよね。

大量に使う素材の30%を置き換えたのなら大したもんだけど、袋なんて全体がたかが知れてますからね。

あとはバイオエタノールの製造が環境に悪いんじゃないのかということか。


こういう抜け道は気になるものの、多くの店は有料化に踏み切り、客に袋の持参を推奨するようになった。

それで削減できる資源は高々知れてるとは思うけど、客の判断で減らしやすいところではあるので、よいとは思いますが。

業種ごとに削減度の差はあると思うけど、今まで袋の有料提供なんて考えなかったが、意外と効果が出る業種はあると思う。

そうなれば、小売業を網羅的に対象にしたことには意味があったということなので、そこは見守りたい。


今のところの印象としては、一番有料化に躊躇してるのが、飲食業の持ち帰りですかね。

ものがものだけに、商品が傾くと困るが、一般的なマイバックでは物が安定しないので、専用の袋を使った方がよいということ。

コンビニもそうだし、一般的には袋を有料化したスーパーでも弁当用の袋だけは無料提供していたところがあった。

ここらへんはスパッと有料化してしまうところが多いのだが、やはり飲食業の場合は、ほぼ全てが傾くと困る商品ですから。

そういう店が飛びついたのはたいていが バイオマスプラスチック で、姑息な対策だという印象が強くなったのはある。