今日は旅行最終日ということで、天気は宿を出た時点で霧雨程度。
これなら最後の目的地も全く問題ないよね、と宮崎駅に向かって歩いて行った。
そして汽車に乗って青島に向かった。
青島というのは宮崎市を代表する観光地のようだ。
例によって列車よりもバスの本数が多いって話なんだけど、往路は列車の時間にあわせて駅に行けばよいだけのことである。
そうして青島駅に到着して、青島に向かって、海側に歩いて行く。
すると海に浮かぶ小さな島が見えてきた。これこそ青島である。
この島のどこがすごいのか? 橋を渡って近づくと、波打ち際の岩が妙な形をしている。
これは「鬼の洗濯板」と言われているのだが、確かに洗濯板のように波打っている。
この青島の生い立ちはこのようなことらしい。
- 砂岩と泥岩が交互に積み重なった地層ができる
- この地層が海底から傾いて隆起する
- 隆起した部分に貝殻が集まり、島になる
- この地層が波で浸食され、泥岩の層から削られ、波打った岩(鬼の洗濯板)になる
そういう生い立ちを知った上で海岸の砂を見てみると、多種多様な貝殻がきれいだった。(国定公園・天然記念物なので当然持ち出し禁止だが)
植生も特徴的だ。本来、熱帯・亜熱帯の植物が自生しているからだ。
青島には青島神社があるのだが、ヤシ類が茂っている中に神社とは不思議な景色だ。
これって日本の神社なのかなぁと思ってしまうけど、青島神社の神域はこうなのだ。
神社だから絵馬をかけてあるわけだけど、絵馬が納められた額があって、そこに「巨人軍」と書いてある。
宮崎県はプロ野球のキャンプ地として有名だが、その代表例が読売ジャイアンツである。
その選手・監督・コーチその他関係者が青島神社にお参りしたときに納めた絵馬だったらしい。
選手の書いた絵馬には「1軍で試合したい」など切実な内容が目立った。
青島から見える海はそのまま太平洋につながっている。
地図でみると、この先には伊豆諸島があり、さらに先にはアメリカ大陸があるのだろう。
この旅で海を見ることは多かったけど、瀬戸内海など全方位が陸であることが多く、そのまま外洋につながってるのはここぐらい。
遠くまで来たなぁとは思ったが、帰り道は飛行機だからそんなに時間はかからない。
とはいえ、まずは空港に行かないと、ということで空港経由で宮崎市内に行くバスに乗った。
普通の路線バスでなんとなく宮崎空港の敷地内に入り、なんとなくバス停で降りたら、賑やかなターミナルだった。
宮崎からの飛行機は宮崎の航空会社であるところのソラシドエアである。
ソラシドエアはかつての社名をスカイネットアジア航空といい、新規参入組の航空会社の1つだった。
ただし、まもなく経営は低迷し、ANA傘下に入り、今では新規参入組という地位をうまいように使われているだけの傀儡に見える。
本拠地であるべき宮崎空港ですら、ソラシドエアのカウンターがほとんどないというのが驚きである。
なぜかってANAのカウンターを使うことになっているから。なんてこったい。
ちょっと早めの昼ご飯を食べて、そして保安検査場を通り、東京行きの飛行機に乗り込んだ。
そこからは1時間半ほどで羽田空港に着くんだから、飛行機は速いよなぁ。
宮崎を出たときはすっかり青空だったけど、東京に降り立つと雨だった。
そこから、家に帰ってきて、買い物に行ったのだが、
雨の中、自転車で買い物にいったもんだから、びしょびしょになってしまった。
宮崎の天気がよかったのはうれしかったが、帰ってきてこれはちょっときつかった。