台所が狭いのはあえて言うことではないにせよ、そこを照らす蛍光灯がたまにちらつくのは困った話だ。
いつもちらつくわけではないのだが、ちらついたときは料理するにも不快で不快で仕方ない。
というわけでLED照明への切替を行うことにした。
LED照明といえばパナソニックが蛍光灯を使った照明器具を販売停止にするというニュースが出たのが今年の5月の話か。
蛍光灯の販売停止という話ではなくて、蛍光灯を付けて照らすための器具のことね。
これは新しく導入するならば蛍光灯よりLED照明の方が安い時代が来たということを表している。
かつてはLED照明といえば高いと言われていて、数年前までは蛍光灯が本命と思っていたが、
気づいてみればLED照明もだいぶ安くなり、使いやすい器具も増え、寿命の長さ、消費電力の低さから広く使われる時代が来た。
もっとも消費電力が低いといっても蛍光灯の半分ぐらいだからそこまで画期的?とは思うけど。寿命の長さは画期的なんだけどね。
蛍光灯に比べてLED照明がそこまで画期的かと言われるとそこは疑問なのだが、
LED照明ならちらつくということは考えなくていいし、寿命が長いのは便利だと思った。
しかし、現状の照明器具を取り外すのは困難だ。
そこでよさそうだと思ったのが、直管型LEDランプである。ようは蛍光灯の形をしたLED照明ですね。
LED電球に比べると圧倒的に出してるメーカーが少ないのだけど、電球ほど蛍光灯は簡単ではないんだよね。
蛍光灯の照明器具には点灯させるための各種の回路が含まれている。
この直管型LEDランプが対応しているのは一番シンプルであろうグロースターター式の照明器具だけだけど、
それでもグローランプと安定器が含まれており、どちらもLED照明にとってはいらないものだ。
そこでこの直管型LEDランプでは、グローランプを同梱されるプラスチック製のハリボテに置き換えたら、安定器が付いたままでも使えるようになっている。
安定器を付けたままLED照明に置き換えるのはあまり好ましくないかも知れないが、工事不要でできるのはありがたいというのは本音だ。
さて、それでLED照明だけど、指向性があるというのは1つ問題だ。
それで照射面はこっちと書かれているので、それだけ注意して取り付けを行う必要がある。
ただ、照射面側から見れば、蛍光灯のように均一に光っているように見えるので、なかなかよくできているなと思った。
LED電球もそうだけど、もともと指向性のないことを前提に作られていた照明器具を置き換えるというのはなかなか難しい要求だったと思う。
そんな中ではいまのLED照明はよくできているなと思う。
あと、LEDに切り替えて驚いたのが点灯スピードでスイッチを入れたら一瞬で点灯するのは画期的だなと。
蛍光灯が本命だと思っていた時期もトイレや玄関のような必要な時にすぐ点灯して欲しいところはLEDだと思っていたが、
台所もそういうメリットが感じられるところなんだなぁと実際に使ってわかった。
この部屋の照明だが、白熱電球が2箇所、蛍光灯が今回置き換えた場所以外に2箇所ある。
ただし、白熱電球の1箇所、蛍光灯の1箇所は僕はほとんど点灯させていないので、消耗はあまりなさそう。
蛍光灯の1箇所というのは部屋のメインの照明、白熱電球の1箇所は風呂・トイレの照明である。
風呂・トイレの白熱電球は切れたらLED電球に置き換えようとは思っている。
LED電球は密閉型器具で使えるものも多く売られているようなので、特に問題なく置き換えられそう。
部屋のメインの照明は本音を言えば照明器具こと置き換えてしまいたいんだけど、備え付けのものだしねぇ。
とりあえずは蛍光灯のまま継続かなと思うけどね。