いろいろくっついて1泊3日の旅

金曜日から昨日まで3日間にわたる旅行のことのうち、

テクニカルな部分を中心に、まとめて書いておこうと思う。


今回の旅行の荷物は予想よりコンパクトだったが、ノートPCを持って行かないことにしたのが大きいだろうな。

他にもかさばる物を抜いたらほぼ着替えだけになってしまった。

そんなことができたのもタブレットがあるからこそで、旅行中はBlogもタブレットで書いていた。

だからそんなたくさん書けなかったのだ、と言おうと思ったけど、いつもと同程度には書いてたね。


元の計画では、金曜日に内定者親睦会に参加して、その晩は会社の用意した宿泊施設に泊めてもらえるので、

それで翌日に昼の高速バスで帰ってこようと思った。

やっぱり東京まで出てきて本数が多い東名ハイウェイバスを使うルートが無難かということで、

新東名スーパーライナーの予約を入れるところまでやった。

しかし、その翌日、研究室の人たちと日曜日に日帰り旅行に出かけることが決まったので、予定を変更することにした。

というのも集合時間がとても早くて、自宅から大学近くの集合場所まで行く時間を考えると、厳しかったんだよね。

それなら、夜行バスで大学近くに直接向かって、集合時間に間に合わせる方がよいのではとなったのだ。

その結果、土曜日に東京で1日空き時間ができてしまった。これが今回の3日間にわたる旅行の真相である。


その帰りのバスをどうしようかといろいろ考えていた。

関西側の到着時間が早いものを探していたのだが、集合時間に余裕を持って到着できるバスは意外に少ない。それぐらい早かったのよ。

それで発車オ~ライネットで検索していたら、大阪・京都まで5000円とか異常に安いバスが引っかかった。

なんだこれはと思ったら、大阪バスの東京特急ニュースター号の4列シートの続行便だった。

そういや大阪バスってどうだったっけと思って調べてみたら、2便目でも京都駅5:35着、大阪駅6:35着でかなり早い。

通常便の運賃も学割6480円(休日・休前日、京都まで)は最安クラスで、なによりうれしかったのが東京側で秋葉原駅から乗れること。

というわけで通常便を学割で乗ることにして、これで予約・決済を行った。


1日、東京を散策した後、バスに乗るまでにさっぱり汗を流したいものである。

なんかいい方法ないかなぁと思ったら、神田に便利な銭湯があることがわかった。

神田アクアハウス江戸遊

せんとうコース3時間の入浴料460円というのは物価統制令に従い決まっている値段だ。

物価統制令とか前時代的な法令に聞こえるが、公衆浴場の入浴料は唯一の生き残りなんですよね。

というわけで東京都の銭湯はどこも460円になっている。もっともスーパー銭湯はその限りではないし、江戸遊でもサウナの料金はこれとは別に定めている。

秋葉原界隈からは神田川を渡ってすぐだから便利だ。これで秋葉原駅から直接バスとか最高だね。

風呂で汗を流していたのだが、日焼けしたところがしみる……1日散策していたら腕とか首とかだいぶ日焼けしてしまったのだ。

この旅行、最大の失敗はそこだな。日焼け止めとか用意しとくべきでしたね。


それで秋葉原駅東側のロータリーに行くと、バスが停まっている。といっても大阪バスではなく、他のバスですけどね。

秋葉原駅に目を付けている会社はいくつかあるようだ。バス停自体は京成バスの管理だが、京成バス関係以外でもけっこうあった。

定刻に乗る予定のバスが入ってきたのだが、すぐにドアを開けない。

どうしたんだろと思ったら、後ろからもう1台来た。そうか4列シートの2号車があるんでしたね、調整して2台ともバス停に停められるようにしてたんですね。

ところで、大阪バスと書いていたが、僕が乗車した便の運行会社は東京バスだった。2号車は大阪バスだったけど。

東京バスが東京特急ニュースター号という名前のバスを走らせるのも変な感じだが、あくまで大阪バス主導だし、東京バスも大阪バスグループだし。

東京バスが共同運行に参加するようになったのはわりに最近の事なんだけど、

それ以前から東京側の基地は東京バスの営業所を使っていた。東京側の発着時点が王子駅なのは、東京バスの営業所の最寄り駅だから。

東京バスは埼玉方面などに王子駅が便利であると主張している。

これは便利! 東京特急ニュースター号・王子駅バス停 (東京バス)

バスに乗車すると、案内放送でなんか歌が流れていたが、「Go!東京バス Go!大阪バス」という大阪バスグループの社歌だそうで。

Go!東京バス Go!大阪バス (Youtube)

朝もこの歌から始まる放送で起こされるというから驚いた。社歌を持ってるバス会社というのも珍しいでしょうねぇ。


ところでこのバスにはコンセントが付いている。今回、コンセントを使ってタブレットの充電をしていた。

それで起きてから数十分だが、モバイルルーターの充電もした。

ただ……タブレットの電池はその後、一日持ったが、モバイルルーターは使用頻度は落としていたもののギリギリで、

シガーソケットを使って移動中に充電させてもらった。ちょっとそこら辺のバランスが難しいね。

モバイルルーターは満充電までかかる時間はそう長くはないのだが、しっかり充電しないと電池が持たなくなるので。

まぁ少なくとも、タブレットの充電が完了してるから、モバイルルーターに変えようということにはならないぐらい、ぐっすり寝てたということだ。

起きたらカーテンが明るく透けているから、時計を見たら5時で、到着まであと30分そこらだぞ、ということでびっくりしたほどだ。


日曜日のレンタカーでの旅行は、僕が提供したETCカードを使っている。

高速道路を走る場合は運転開始時にETCカードを渡し、車から離れるときはETCカードをいちいち返してもらっていた。

さすがに完全に一般道走行の舞鶴~鳥取間はETCカードを渡さなかったけど、それ以外は乗車時から入れるようにしていた。

それで帰ってきてから今回の旅行にかかった費用を精算する必要があるのだが、

そのためには通行料がいくらだったか確認する必要がある。

方法は3つあって、1つは通行時に表示される料金を控えておく、ただし阪神高速などフリーフローアンテナの通過で料金が変わる場合は簡単ではない。

2つ目の方法はSA・PAなどに設置された通行履歴発行プリンターを使う方法、これはETCカードに記録された料金を印字する。

けど一番正確で特別な装置がいらないのはWebで確認する方法だろう。これなら通行止めの調整でもない限りは正しい料金が出てくる。

ETC利用照会サービス

反映されるまで4~5時間ぐらいかかるとのことなので、今朝、確認してみようとしたのだが、ナンバープレートの番号がいるのね。

なのでレンタカーのナンバープレートの番号を確認して、それとETCカードの番号を打ち込んで照会してみた。

そしたら、料金所のレシートのような形式の利用証明書がPDFで出てくる。これで精算に不便しない。


こうやって3日間の旅行にもいろいろな工夫があるわけですねぇ。

けっこう無茶だなと思ってたのだが、夜行バスを使うことにしたおかげで時間に余裕ができたのはよかったのかなと。

バスもよく寝られましたしね。