来月1日から父が転勤で、転勤先はとても遠くなので、必然的に引っ越しが生じる。
それで、今ちょうど、向こうで母とともに引っ越しの作業中だ。
先月末に決定して、それから引っ越しに向けて荷造りや新生活に必要なものを買いそろえていた。
引っ越し費用を全て会社が出すのをよいことに、新生活に必要なものの大半をあらかじめ買いそろえるという、
とてつもないことをしたわけだが、素早く新生活の体制を整えるには効率的な方法ではある。
転勤は仕方ないにせよ、生活費の増加に見合うほど給料が増えるわけではないはずだ。
なにしろ、職場近くで家を借りても、その家賃の全てが補助されるわけではないそうだ。
家賃以外にも、少なくとも水道・ガス・電気などの基本料金は新しく発生する負担である。
とかなんとか、1人暮らしになるわけだから必然的に非効率的な生活になり、生活費が割高になる。
他の家族と別居していると言うことで、帰省旅費は1年13往復分、渡し切りで支給されるので、
これを切り詰めれば多少は穴埋めできるかもしれないが、そうはいってもずっと帰らないわけにもいくまい。
実際どうなんでしょうね? 詳しい数字は聞いてないからなんとも言えないけど。
ただ、見合ってないのでは? とは申しましたが、会社も転勤によって相当負担が増えているのは事実なんだよな。
今の住居から通える範囲で転勤させる分には交通費の負担が増えるだけだ。大したことはない。
そんな中、多額の金をかけて遠くから転勤させてでも使いたい存在であることは確かなんだろう。
新しい職場での業務内容を聞く限り、確かにそれはそうだと思いますけどね。
前々から業務の集約でそのうち転勤になるかも知れないという話は言ってましたしね。
もちろん今すぐにという話ではなかったんだけど、今の事業所にそのまま勤められる可能性は低いだろうと。
そんなわけだから、戻ってくる期待は薄いのではないだろうか。
今の事業所だっていつまで存続することやら、というほどのことなのだから。(事業所の存廃と今回の転勤は直接無関係のはず)
今回の転勤で他の家族との別居を選んだのは妥当だろうが、将来はどうだろう?
来年3月には僕は引っ越してしまうし、弟もいつまでここにいることやら。
それでも母の職場はここにあるから、それはそれで動かせない話ではあるんだけどね。
一人暮らしするから効率がわるいのだ、職場近くに家族全員連れて来ればいいという考えもある。
そういう想定もあるようで、持ち家が空き家になる場合は空き家の管理費が支給されるとか。
家族の転居費用も会社が持ってくれるのかな?
ランニングコストを考えれば会社としてはそっちの方がうれしいかもしれないけど、
だからといって家族にまで転居を強いることはできないのもまた現実ではある。
とかなんとか考えると通勤できない範囲に転勤なんてさせるもんではないなぁと思う。
大阪周辺の工場の移転先になんとか通勤できる、滋賀県だとかが選ばれる事情はそういうことだろう。
もちろん転勤を機に引っ越す人も多いのは確かだけど、転居を選ばない人も少なくはないはず。
通勤できない範囲の転勤でも、まだ一時的な転勤ならば、その期間だけのことだからいいけど、恒常的なことなると困ったことだ。
だからといって新しく人を雇いなおすのは、お互い都合が悪いわけで、ランニングコストがかかるだとか言ってられんのだろうけどな。