バイクの荷台に金網を付ける

折りたたみ自転車形のバイクで買い物した荷物を運ぶとき、

後ろの荷台にバイク用のシートバッグを付けて運べるようにはしたが、

荷台に専用のベルトでくくりつけるも、どうも安定しない。

荷台にしっかり付いているので落下してしまうことはないのだが、傾いてしまうことはしばしば。

安定感を増す方法はないか、と世の中のバイクを観察していたのだが、

荷台を拡張しているバイクがしばしばいることに気づいた。なるほど。


電動キックボードに比べれば自転車形なので荷物の積載方法の選択肢は多いが、

折りたたみ自転車形である以上、折りたたんでコンパクトでなければ困る。

後ろ荷台にカゴを付ければ、荷物の持ち運びには便利だが、折りたたんで運ぶには困る。

だから脱着可能なバッグを買ったのである。

ただ、荷台の幅が12cmではなかなかうまく使えないのである。

何か脱着可能で荷台の幅を広げる方法はないものかと考えた結果行き着いたのが金網である。


というわけでホームセンターに行くと良さそうな金網が売っていた。

木製の台やスノコなどと同じ売場にあった。軽い物を乗せたり掛けたりするのに使う。

これと荷物固定用のベルトを購入。80kgに荷物までくくりつけられると書いてあったが使い方次第だろう。

金網を荷台の上に乗せて、ベルトで荷台とグルグルとくくりつけて固定する。

すると荷台の幅を大幅に広げることが出来た。


その上で金網の上にシートバッグを乗せて、荷台との間にベルトを通して固定する。

すると従来よりはかなり安定して固定できることが確認出来た。

それで買い物に行ったけど、従来よりはかなり安定感がある。

金網は荷台とバッグの間に挟まっているだけだが、これによりバッグが傾いてしまうことは防げるので、

幅の狭い荷台にバッグを固定することによる問題は回避できそうだ。


ただ、やはり折りたたむと邪魔になるのは確かで、

バイクは折りたたんで玄関で保管しているのだが、金網を付けたままだと少し邪魔である。

とはいえ、近隣での用事では荷物を運べないのでは不便なわけである。

使用頻度を考えると、普段は金網の付いた状態で保管して、

遠方に運ぶときや予備バッテリーが必要な場合は金網を取り外すことにした。

予備バッテリーが必要な場合は後ろ荷台にくくりつけているので二者択一ということで。


冒頭でも書いたが電動キックボードに比べればやりようがあることは確かである。

電動キックボードは構造上、荷台を設けることが難しいと思われる。

一部、前カゴ付きのキックボードもあるが、小さいカゴしか付かないだろう。

このため荷物の運搬手段は背負うことが基本になると思うが、立ち乗りで荷物を背負うのは大変そうである。

このため荷物積載を考えれば自転車形の特定原付が選ばれるのではないか。

車種もキックボード形に次いで多いわけだし。


もっとも特定原付には様々な形態が考えられ、三輪・四輪で積載能力を高めたものも出ている。

【免許なしでスイスイ走行!】最新電動バイク”三輪特定小型原付”が新登場! (モービルジャパン)

全体的な構造は三輪自転車っぽいと思ったが、前輪駆動というのは全く違う市、座席部分はシニアカーみたいだな。

あるいは電動の原付一種に速度リミッタを付けたものと考えれば、

スクーター形というのも考えられ、この場合は座席下の収納が使える。

これは一般原付なのだが、エンジンがないとかなり収納できるらしい。

【現地調査】伝説の『チョイノリ』が電動になった途端に…… (スズキのバイク)

台湾の微型電動二輪車(旧:電動自行車)ではこのようなタイプの車が多いので、

日本の特定原付でも主流の1つになってよさそうだが、今はまだ見ないな。


このほか、自転車・バイクのハンドルにスマートフォンを付ける器具を買った。

信号待ちのときなどに道を確認するのに、いちいちポケットから出して……

というのは煩わしかったので買ってみた。

うっかり落下しないか心配ではあるが、それなりに考えられた構造のようではある。

こちらは近所では使わないが、旅行先では使うかな。