住宅団地からできたイオンモール

とあるところに下見のためバイクを走らせようと思ったのだが、

とんぼ返りというのも面白くないなと地図を見ていて、日野まで走ることに。

交換用のバッテリーと買い物したものを詰めるためのシートバッグを装備して、

道を間違えたりしつつたどり着いたのはイオンモール多摩平の森である。


昔のダイヤモンドシティは地名が付いてなかったけど、今のイオンモールは明確に地名が付くようになった。

そんな中で「多摩平の森」というのはパッと見てわからない名前である。

日野市の豊田駅前にあるのだが、周辺の開発プロジェクトが多摩平の森なので、この名前が取られている。

歴史をたどると日本住宅公団が開発した多摩平団地というのがあって、

URによる団地再開発プロジェクトが多摩平の森で、そこで捻出された用地を借りて作られたのがこのイオンモールである。

そういう経緯を知ればなるほどという命名だが……


駅前のイオンモールというのも今はあまり珍しくないな。

それゆえ駐輪場も完全に無料とはいかない。ただ、3時間までなら自転車・バイクとも無料である。

というわけでバイク駐輪場に駐車して、チェーングルグルとまいてと。

3時間以内なら特に操作せずチェーンは引き抜けるようである。

実はこのモールの駐車場・駐輪場は公共駐車場としての機能も持っていて、

駐輪場の一部は24時間営業、駐車場は6:30~23:00とモールの営業時間よりだいぶ長い。

駐車場は平日で駐車場所限定で1日500円など長時間利用向けの制度もある。

自転車については3時間超は3時間毎100円というのは長時間利用向けとは言えないが。


イオンモールといえば、衣食住とイオン直営売場があるイメージだが、

イオンスタイルの名前で営業しているのは1階の食品売場だけである。

「グラムビューティーク」という薬局・化粧品関係の売場と、イオンバイクもイオン直営ではあるが。

専門店を見ても1つ1つが小ぶりな印象で、イオンモールとしては狭いのかな?

という印象はあるが、その中で1階の食品売場とフードコートの巨大さが際立つ。


先にも書いたように、住宅団地の再開発でできたモールという経緯もあり、

食や生活サービスというところに注力していることは確からしい。

郵便局や三井住友銀行の出張所が入居していたり、3階には子供向けの教室が多く入居している。

その代わり、衣料品や住関係はかなり絞り込まれているのが実情である。

そこを埋めるのを期待されているのがキャンドゥなのかもしれない。

先にダイソー(わりと狭い)が入居していて、最近キャンドゥがわりと大きく開店している。

典型的にイオンモールに求めているような店はなかなかない。


というわけでわざわざ来るほどの意味あったんかという感じはあるが、

前から気になっていたことは確かだし、食品はいろいろ買えたし。

荷台に付けたバッグに入れて、ベルトを締めて走り出した。

往路はいろいろ迷ったのだが、帰りはかなりすんなりと。

途中でもうすぐ電池切れとマークが出たので、歩道に退避して電池交換。

そんなこんなで50kmぐらい走ったんだったかな。

自転車で走ったら汗だくだろうけど、そうはならないのは電動だから。


イオンモールとの行き来には国道20号の日野バイパスを走っているのだが、

多摩川を渡る石田大橋はそのまま都道をたまぐ高架橋になっていて、

このオーバーパス部分は特定原付で走っていいんかね? と気になって近づくと

自転車通行止めの標識があり、やっぱりダメかと下に降りたのだが……

自転車だけ通行止めの標識って珍しい気がするな。

荷車マークとセットになった軽車両通行止めで見ることが多いので。

現実的には自転車以外の軽車両が通ることはないと考えて、使われている事もけっこう多いみたいですね。

自転車通行止め単独というのは 自転車歩道通行可 と関係して使われる例が多いと思っていたが、必ずしもそうでもないようだ。