イトーヨーカドーアプリで毎月1~3日に2000円以上買うと200円引きクーポンを配布するのが恒例になっている。
お得なのでよく使うのだが、これとnanacoポイント○倍のキャンペーンとあわせて使ったときのポイント計算が不思議である。
nanacoポイントは本体価格200円あたり1ポイント付与が基本である。
食品だと税込216円あたり1ポイントってことだな。
それで20倍のポイントが付くというと、付与率は9.3%となる。
端数切り捨てとかもあるのでそう簡単ではないのだが。
それでポイント20倍対象商品を2183円(税込)、それ以外の商品を304円(税込)買って、
合計2487円に200円引きクーポンでnanacoで2287円払ったとき、
どういう風にポイントが計算されるかというとこうなる。
20P対象税抜金額 ¥2,022 200P
1P対象税抜金額 ¥119(¥97+¥22) 0P
*上記カッコ内のプラス金額は上の行からの繰越し金額です。
1P対象金額の97円って一体どこから出てきたんだ?
まず20倍対象商品の2183円(税込)というのは、本体価格になおすと2022円である。
基本は200円あたり20ポイントということで200ポイントになる。
一方で今回の実際の支払金額は2287円で、本体価格になおすと2118円である。
なのでnanacoポイント付与対象額の総計は2118円(本体)にならなければいけない。
200円あたり1ポイントの基本倍率で計算する金額は2118-2022=96円……
丸め処理の都合か97円になっているが、そういう理屈であろう。
ただ、この金額と20倍対象の端数22円を加算しても200円に満たないため、
200円あたり1ポイントで計算して付与されるポイントは0である。
もし全部が200円あたり20ポイントならば、割引後の本体価格200円あたり20ポイントとなる。
しかし、今回のように複数のポイント倍率が混在する場合は、
○倍付与は割引前の金額で計算して、合計の対象金額が割引後の金額になるよう、
基本倍率など低いポイント付与率の金額を減らすことで調整している。
これ200円引きクーポンに限らず、5%引きクーポンやハッピーデーの5%引きのときも同じような計算をしていたはず。
実はこれを狙ってポイント20倍以外の商品を少し混ぜて買ってるんだよね。
20倍以外の商品というのは200円引きクーポンの割引対象外商品でもある。
惣菜なんだが、なぜか専門店扱いになるため。
2000円以上で200円引きの「2000円以上」に含むことができないということ。
2183円(全てnanacoポイント20倍)を1983円に割引して、これとは別に304円の惣菜を買っている扱いになる。
なので、クーポンの適用だけ考えれば別会計でも同じ結果なのだが、
nanacoポイントの計算としてはかなり違っている。
正直よくわからん仕組みである。
20倍、10倍キャンペーンとクーポンの合わせ技を何度かして、
その結果としてこうなっていることに気づけたが、すぐにはわからなかったからな。