この前の関西行きで初日、京都→大阪の移動時、京阪の三条駅で軽食を買おうとすると「もより市」という見慣れない店が。
コンビニっぽいけどなぁと思いつつ、QUOカードPayで払うと決済画面には「アンスリー三条店」という表示が。
あ、これって 元アンスリー か。
アンスリーは京阪・阪神・南海の3社の駅構内で展開されていたコンビニだった。
ローマ字表記すると”AN”が入る3社の共同ブランドだから アンスリー になったと言われている。
3社共同のブランドだが、3社それぞれの関連会社が経営していたそう。
アンスリーが生まれたのは1997年だったが、2009年には阪神が離脱している。
これは2006年に阪神・阪急経営統合が行われた影響である。
阪神の駅にも阪急の駅で展開されてきたアズナスが入ることになった。
以後、アンスリーといいつつ、京阪・南海の2社共同ブランドとなった。
この状況はそこそこ長く続いたのだが、最近動きがあった。
2021年に京阪はアンスリーの一部店舗を「もより市」に転換、残りを閉店することに決めた。
「食の商店『もより市』」という記載があるようにコンビニというより小型スーパーのスタイルを指向しているようだ。
現在は移行中なのでアンスリーも残っているが、2023年度にはなくなる予定。
南海はセブンイレブンのフランチャイジーになることを決定。
今年には全てのアンスリーはセブンイレブンに転換している。
そもそも駅の売店が大手のコンビニチェーンに入る流れはある。
近鉄はファミリーマート、JR西日本はセブンイレブン、阪急・阪神もアズナスをローソンに転換している。
これらは売店運営会社がコンビニチェーンのフランチャイジーになる形で、
経営自体は変わらず、仕入などの面で大手チェーンに頼る形になる。
駅売店の経営ノウハウも各チェーンに蓄積されたことも影響しているのだと。
アズナスもアンスリーもなくなるとだいぶ変わるなと思うけど、
その代わりがローソンとかセブンイレブンならそれはそれで驚かなくなったかな。
京阪だけ独自路線を行く形だが、もより市 は コンビニとは少し違うという考えはありそう。
店の見た目は一般的なコンビニとは違うなと思う。
ただ、運営会社もアンスリーと変わっていないわけですから、実態はそこまで変わらないのかもなと思う。
いかにスーパーを経営する会社とはいえ、駅売店のニーズにこたえる姿としてこれでいいのかはよくわからない。