今日は新居の契約手続きということで不動産屋に行っていた。
今回、社内の不動産業に依頼をしたが、そこから他の不動産業を介している。
僕もよく知らなかったんだけど、不動産仲介には客付・元付という言葉があって、
大家から依頼を受けた業者を元付という。そして客が不動産探しを依頼する業者を客付という。
もちろん同じ業者がやってもよいのだが、違う業者間でも連携して仲介業務をするのは普通で、
ゆえにライフルホームズなどに掲載されている物件なら何でもリクエストしてと言っているわけである。
この元付の業者の名前は資料を確認してもらうときからチラッと聞いていたが、
具体化してきたのは請求書を受け取ったときかな?
請求書は2通発行され、一方が社内の不動産業、もう一方が元付の業者である。
その請求書の金額は3つに分けて支払う必要があり、
- 客付業者: 仲介手数料(家賃1ヶ月分-社内割引+消費税)
- 元付業者(カード扱い): 前払い家賃2ヶ月弱+敷金+礼金
- 元付業者(銀行振込): 鍵交換費用
といった具合である。家賃は先払い部分も多いのでカード払いできるのはありがたい。
ただ、2社に分けて銀行振込は少し面倒。どちらも振込手数料なしで済んだけど。
そして今日、ここまで字だけの存在だった元付の業者の営業所へ行った。
実はかなり近所なんですよね。知らんかったって。
ここであれこれと説明を受けて書類を記載するわけだが……
説明はともかくとして、何枚もの書類に住所・氏名を書いて押印するということで、
署名押印だけならまだしも、現住所を何回も書かないといけないのが手間だった。
しかも3者で保管するために3回同じことを書いて押してするところもあった。
記名押印で済むなら住所氏名を予め刷り込んでくれればよかったのにとか、
あるいはスタンプがあれば記名押印でできたのに……とか思うけど無理な話か。
なお、今年の法改正があって宅地建物取引業法で求められていた宅地建物取引士による記名押印は記名だけで済むことになったらしい。
記名ということは名前を印刷かスタンプで押せばそれでいいわけですね。
元々契約の相手方に押印を求める内容ではないと思うが、
一方で説明を受けたという記録とかを明確に残すには記名押印をしてもらった方がよいという判断もあるのだろう。
電磁的手段での書面交付も法改正で認められるようになったが、双方に電子契約の理解が必要で、まだ限定的な活用になっているのではないか。
個人との契約で電子契約というのは面倒ごとの方が多そうですよね。
ところで今回の物件、貸主が大手のハウスメーカーだと言っていたが、
今回の手続きで真のオーナーの名前が出てきて、すなわちサブリースということらしい。
どうせそんなことだろうと思いましたが、やはりそうなのかと。
とかく大手の業者というのは囲い込みがいろいろあるもので、
火災保険はこれ入れ、電力会社も紹介するぞとか、そんなのがいろいろあった。
保険についてはまた話題にしようと思ったが、理由があって別に手配している。
いろいろ勧誘されたが、結局入ったのは緊急サポートの契約だけである。
これは家のトラブルに対して24時間対応してくれるサービスで、
資料には「加入必須」なんて記載もあるから入らない選択肢はないのかもしれんが、
トラブル時に一貫した対応が期待できるので、ここは大手の業者のよいところということで。
鍵の受け渡しも決まり、そこから引越に向けたいろいろが始まる。
すでに動いているところもありますけど、まだ全然なところもある。
とりあえずそろそろ引越業者に見積もり依頼しないとなって。
いろいろ計画立てているけど、順番に片付けていかないとなと。