サッカーワールドカップで日本はグループリーグ1位突破、
まさかの結果でしたね。(cf. 死の組が発生しにくい仕組み)
対ドイツは相手になめられた結果の勝利だった気がするが、対スペインはそういう感じでもなかったような。
ハマるハマらないはあるんだろうけど、日本のサッカーもだいぶ強くなったということで。
今回のサッカーワールドカップは、先日スタートしたスポーツくじ「WINNER」の対象となっている。
今までもtotoの対象にはなっていたが、totoは複数試合の予想をしなければならない。
国際大会では堅い決着が多いので、予想自体はそんなに難しくないという話もあったが。
(ただ、今回のカタール大会は番狂わせが多すぎるんだよね)
この点で1試合完結のWINNERはとっつきやすいというわけ。
ここまでの日本戦のWINNERの結果と売上については下記の通り。
- vsスペイン 「2 – 1で日本が勝利」1200円(6.0倍) 売上1.89億円
- vsコスタリカ 「0 – 1でコスタリカが勝利」2240円(11.2倍) 売上1.90億円
- vsドイツ「1 – 2で日本が勝利」1240円(6.2倍) 売上:1.47億円
といった具合で、若干日本びいきな買われ方をしているが、驚くような結果ではないという感じ。
やはり日本戦は注目度が高く、他の試合に比べると売上は圧倒的に多い。
近年のtotoシリーズ(予想系のスポーツくじ)の売上は年100億円を切るぐらいなので、
この3試合で5.3億円ほどというと、けっこうな売上である。
もちろん他の試合も全部売ってるし、優勝チームを予想するくじもあり、
開幕時とベスト16決定後の2回売られるが、開幕時で1.69億円の売上が出ている。
そういう諸々を考えると、ワールドカップのWINNERだけで、従来の予想系の売上の何割も売るようになりそうだ。
ワールドカップtotoの注目度が減り売上が減ることはあるかもしれないが、軽微な問題だろう。
WINNERの売上は従来のtoto・BIGと同様に広く日本のスポーツ振興に充てられる。
ただ、WINNERの特徴として「売上は応援するクラブにも還元される!」とある。
具体的な分配方法は不明だし、国際大会の場合は? という疑問はあるが。
ただ、サッカーの場合、Jリーグも日本代表も全てJFAの管轄なので、
そこから何らかの基準でJリーグ各チームに分配されるのではないかなと思った。
今回の日本vsドイツは特に注目度の高い試合だったが、
その1つの要因としては日本チームにとってのキーマンの多くがドイツのプロサッカーリーグ、ブンデスリーガで活躍する選手ということはあったと思う。
すなわちお互いに手の内を知るところはあったということである。
結果的にはこれが日本の勝利につながったということでもある。
もちろん日本国内のJリーグの充実もあって、外国でのプロ選手の道が開けたのは確かで、
まだ世界のサッカー先進国には届かないところもあるかもしれないけど、着実に力を付けて行っているのかなと思う。
4年後の北アメリカでのサッカーワールドカップは、出場チーム数も増え、
特にアジアからの出場チームが増えることで、新たなチャンスを得るチームも出てくるわけである。
最初は全然だと思うんだよな。ケチョンケチョンに言われるのは目に見えてる。
そんな中でJリーグがアジア圏のサッカーの充実に寄与する道もあると思うので、
サッカーを通じた国際交流が広がることに期待したい。
そこにWINNERの売上が役立つ? これはわからないけどね。