Chromium版Edgeはこんなとき便利

勤務先の標準ブラウザがMicrosoft Edgeになっていたのだが、

Edgeになったことは知っていたが、実のところ最近まであまり使っていなかった。

ご存じの方もおられるだろうが、現在のMicrosoft EdgeはChromiumベースになっている。

Microsoft Edgeという名前自体は変わっていないが、バージョン79以降と、それ以前ではまるで違うわけである。

勤務先でMicrosoft Edgeが標準ブラウザとなったのはChromium版以降である。


Chromium版Edgeが展開されたのはちょうど1年ぐらい前のことになるのかな。

それ以前の標準ブラウザはInternet Explorerということになっていたが、

しかし実際にはGoogle Chromeを使うことが多かった。

これはInternet Explorerでは社外サイト、一部の社内サイトでも不都合を来すことがあり、暫定措置として標準ソフト化されたという経緯がある。

一方でInternet Explorerしか使えない社内サイトもまだまだ多かった。

なので、用途によって使い分けていたというわけですね。


Chromium版Edgeを標準ブラウザとするという決定の後、

社内サイトのEdge対応の改修が進んだのだが、しかしChromiumとはGoogle Chromeのエンジンそのものである。

ということはEdge対応するということはChrome対応するということに等しかった。

従来通りChromeを使うことは禁じられていないのだから、Edgeに移行する意味はあまり感じていなかった。

Chromium版Edgeの普及に伴い、Chromeが使用禁止になった事実もない。


ただ、最近困った社内サイトがあって、それはセキュアPDFとExcel on Webを併用しているのである。

セキュアPDFはInternet Explorerしか対応していないという。

これはEdgeの標準ブラウザ化の後も変わっていない。

一方のExcel on WebはInternet Explorerで動かなくもないが、ものすごく重い。

画面にもMicrosoft Edgeを使えと表示される。MicrosoftのWebサイトのありとあらゆるところに書いてあるけど。


そこで気づいたのだがEdgeにはInternet Explorerモードがあるはず。

それでセキュアPDFだけInternet Explorerモードに切り替えれば、便利なのではないか。

これは大当たりだった。

セキュアPDFを開いたときだけ「Internet Explorerモードで再読み込みをする」とすればちゃんと開けたし、

あるいはそもそもセキュアPDFのリンクは「新しいInternet Explorerモードタブでリンクを開く」とすればよいのである。

当該タブでは完全にInternet Explorerとして振る舞うようだ。


そもそもChromium版Edgeを導入する理由が、Internet Explorerモードがあることでしたもんね。

しかし、Windows 10であれば、ChromeとInternet Explorerの使い分けでもそこまで変わらない。

Windows 11にはInternet Explorerはないから、EdgeのInternet Explorerモードでないとどうにもならない可能性はあるけど。

しかしシームレスに切り替えられることにメリットがあると認識したので、

これを機に仕事ではChromeをやめてMicrosoft Edgeに移行しようかなと思う。


ChromeとChromiun版Edgeは似たようなものだとは書いたが、

登録できるアカウントがGoogleアカウントかMicrosoftアカウントかというところは異なる。

業務ではGoogleアカウントは使っていないのでChromeにはアカウントを登録していなかった。

一方でMicrosoftアカウントは業務で使うので、Edgeはアカウントに紐付いている。

この点でも職場ではEdgeを使うことは妥当と考える。

逆にプライベートではスマートフォン・タブレットがAndroidなので、

そちらに合わせてPCもGoogle Chromeにして、パスワード管理をGoogleアカウントに一本化した経緯がある。

パスワードを没収されたので

プライベートでInternet Explorer必須のサイトはほとんどないのもある。


ちなみに業務にしても、Internet Explorer必須のサイトはだいぶ減っている。

これはEdge対応の改修を行ったり、陳腐化でシステムごと乗り換えたものが多いためである。

現在もInternet Explorerが必須なのは、セキュアPDFと、あとは社内の2サイトぐらいかな。

そういうサイトはEdgeに登録すれば、そこから90日間は自動的にInternet Explorerモードが選択されるようだ。

90日という制限はそのうちChromiumでも見られるように改修されることに期待しているのか?


しかしInternet Explorerモードも永遠に使える機能というわけではないだろう。

長期的には標準的なブラウザで見られるようにする必要があるだろう。

実際のところ、残るサイトは陳腐化のためシステム乗り換えが必要とは言われており、

いろいろ検討されているようだが、なかなか課題も多いようだ。

最近1つのサイトが既存の社内インフラを使って移行したのだが、使い勝手が……

使用頻度はそこまで高くないし、元々そんなに利便性も高くなかったので許容できるが。

部署独自にシステムを維持するのは大変という判断でこうしたのは理解できるが。

あと少しというところまで追い込んではいるが、しかし残るところはそれなりの難しさもある。どうなることやら。