Windows 11を見据えた中古PC

デスクトップPCがWindows 11化されたことを書いたが、

ノートPCについても急ぐ必要はないが検討が必要だと書いたが、もう買っちゃった。

といっても中古PCなんですけどね。


今のノートPCは職場に出入りしているレンタル業者から個人的に購入したものだが

そのレンタル業者は通販サイトを開設していたようで、その宣伝が届いていた。

割引クーポンも付いていて、それつかったらいくらぐらいになるんだろうと。

ただ、そもそもWindows 11に対応できるPCが売ってるのかという問題がある。

レンタル業者が売る中古PCということは、必然的に少し古いPCということである。

しかしWindows 11のインストール要件は意外に厳しいわけである。

CPUの型名とMicrosoftの公開しているリストを見比べて探してみた。


そしたらかなり限られるのはそうだが、一応は該当するCPUのものはあった。

その上でフルHD・指紋認証付きというものを探すと、Dynabook U63シリーズが安かった。

CPUはIntel Core i5-8350UということでWindows 11対応のCPUでは最古参のシリーズ。

ただ、PC自体は2020年頃の購入ということで割と新しいものである。

同型の2018年頃購入のものとそこまで価格差が大きくなかったので、少しよいものをと選んだ。


注文の翌営業日に出荷されて宅配便で到着。

以前、同社から購入したときは納品書の需要先(普通は法人名が入る)に「個人販売」と書いてあったが、

今回は通販サイトの名前が書いてあった。いずれにせよ会社ではないということである。

レンタル品の納入箱に入って届いて、開封するとノートPCと充電器と「トラベルアダプター」が入っていた。

充電器は接続口がUSB Type-Cで、USB PDを充電に使っているのだろう。

ノートPCは大電力を要するから、PDだとしても付属充電器を使うんでしょうね。

PC本体にはType-Cの口が2つとType-Aの口が1つあり、このType-Cの口のいずれかに差せばよいらしい。

充電器使用中でもType-AとType-Cを1口ずつ取れるということだか、1口ずつしかない。

従来のノートPCはType-Aが3口(うち1つはUSB 2.0)というもので、ここが1つ作戦変更が必要である。


そしてトラベルアダプターである。

これがけっこうデカいんだよな。USB Type-Cのポートに刺すと、VGA・HDMIの画面出力、EthernetとUSB Type-Aが1口ずつ取れるようになっている。

背面にはUSB Type-Cのポートがあり、これは充電器接続専用のポートである。

トラベルアダプター・充電器の組み合わせでType-C 1口・Type-A 2口となる。

VGAとEthernetという比較的大きな口が必要なものを外付けするのが目的なんじゃないか。

HDMIは本体に付いているので、外部ディスプレイ接続だけなら必須ではない。

業務用PCとしては、有線でのEthernet接続の必要性があって、こういうのを付けてるんでしょうね。

うちの職場で使ってるPCはEthernetが直接接続できるものだが、確かにその分少しぶ厚いなとも思う。


というわけでWindowsのセットアップ、アップデートと進める。

Windows 10 21H2になった。とりあえずここまで。

Windows 11へのアップデート要件は満たしていることは表示されているが、

おそらくメーカー側での検証が終わったらWindows 11へのアップデートが提案されるよう。

メーカーのWindows 11対応リストにも掲載されており「2021年後半から2022年にかけて対象となるPCへ提供される予定」とのことだから、しばらく待ちましょう。

もちろんWindows 10で使っても従来のPCより快適である。

やはり解像度が高いのはいいですね。案外フルHDって少なかったんだよなぁ。


新しいPCを利用する上での課題はUSB Type-Aが1ポートしかないこと。

1ポートあるだけよいとも言えるが、そこにマウスを接続して埋めるのはもったいない。

というわけで、現在、Bluetoothのマウスを手配中である。

もともと無線マウスを使っていたが、手持ちを使う都合でUSB接続のものだった。

(最近は個人PCではなく、在宅勤務時の業務用PCにつないでいることが多いけど)

まぁどうかと思うところはあったので、これを機にBluetooth化してしまおうと。


というわけで、Windows 10対応のために買った中古PCはお役目を終えることとなった。

2018年購入だが、PC自体は2012年製造らしく、購入時点でかなり経年していた。

その代わりものすごく安かったんですけどね。

自分で使っていたのは3年間だったが、自宅以外での在宅勤務に使うこともあったし、

この間にデスクトップPCが2回故障しており(1回はメモリ交換で回復)、その間のつなぎとしても役立った。

Windows 10のサポート停止はだいぶ先だし、まだ数回のアップデート提供がある中で、

急いで新しいPCを買う必要はないんじゃないかと思ったが、やはり古いということで決断したところはある。

使用頻度に見合った投資かという話はあるが、長く使えるものを選んだつもりである。