先のシンデレラガールズのイベントは、
「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)の10周年という名目だが、
このデレステ10周年というのはデレステ、そしてシンデレラガールズにとって大きな事でもある。
というのも、この9月をもってデレステは事実上更新停止になるためである。
新規楽曲・新規アイドルの追加が停止し、一部楽曲が公開停止になる。
更新停止にはなるものの、今後もゲーム自体は遊べる予定である。
一応、ガシャを回すことも出来る。新規アイドルは増えないけど。
これに代わるプラットフォームの発表などあるかと思ったが特にはなく、
2011年11月にmobageで始まったシンデレラガールズは、
これをもってソーシャルゲームとしては事実上終焉を迎えるということになる。
いや、ゲーム自体は残るんですけどね。でもこの手のゲームは更新が止まってしまうとほぼ稼げないので。
このソーシャルゲームの塩漬け化といえば思い浮かぶのは、
シンデレラガールズにとっても縁の深い「神撃のバハムート」である。
2021年2月末で事実上の更新停止になっている。
それでも「4コマのバハムート」は更新されてたりするんですけどね。
おそらくデレステの更新停止という方策は委託先であるCygamesからの入れ知恵なのだろう。
デレステのサービス縮小の提案をしたのがオーナーのバンダイナムコエンターテインメントなのか、
それとも委託先のCygamesなのかはよくわかりませんが。
イベント内で発表されたこととしては、来年春に楽曲のフルサイズがサブスクリプションサービスに追加されるというのがあった。
これは楽曲を販売している日本コロムビアの意向もあったのだろうが、
シンデレラガールズの楽曲は大半が聴き放題サービスではゲームサイズになっている。
ゲームサイズでも聞けるなら……と思わなくもないが探しにくいんだよな。
アイドルマスターシリーズでもミリオンライブとかはフルサイズで聞けるのですが。
このあたりは楽曲の発売元がLantis、すなわちバンダイナムコの社内なので融通が利きやすいが、
日本コロムビアはシンデレラガールズで稼ぐ手段は楽曲販売しかない。
一方、サブスクリプションサービスにもいいところがあり、
それは旧作でも聴いてもらえれば、それに応じた収入が得られることである。
そう、これが日本コロムビアの方針転換の原因ではないか。
すなわちデレステの更新停止により楽曲リリースのペースは落ちる。
これにより新曲で稼ぐよりは、ストックで稼ぐ方がメリットがあると。
こういう形で社内的にも納得が得られたということだろう。
果たして聴き放題のスコープがどこまでなのかわかりませんが。
そもそも聴き放題になるのも来年春まで待たせるんかいという感じですが。
というわけでシンデレラガールズの終わりという印象も受けるが、
一方でやりたいことはまだ残っているのも事実である。
それがxRライブである。
実際のところ、765PRO ALLSTARSという観点で言えば、最近はMRライブが多いのはある。
これと同じではある。
シンデレラガールズは人数の多さもあってこれまでできなかったことはたくさんある。
これをMRなどの手法をもってやっていきたいという意向があると。
デレステは事実上更新停止になるが、ゲーム自体は継続する。
楽曲はサブスクリプションサービスの契約者はすぐ聞ける。
リアルイベントはxRも従来的なアイドル演じる声優が立つステージも続く。
シンデレラガールズだけ見ても14年近く続いているので本当に息が長い。
それがゆえ新規の展開をガツガツやっていくのはもう厳しいと。
バンダイナムコエンターテインメントの意向か、Cygamesの意向かはわかりませんが。
ただ、デレステが続くというのはやはり大きいんですよね。
そりゃまぁゲーム会社がコンテンツのオーナーである以上、
そこは何らか担保しないといけないだろうというのはあるんですけど。
というわけでデレステ10周年イベントで一区切りではあるけど、
その先に向けた布石はちゃんとあるということで今後も見ていきたい。