今日は本当に暑くて、もうそろそろ夏本番だなぁと思っていたが、
そういえば競馬も先週で阪神・東京での開催はお休みになり、
秋に向けて芝や砂をメンテナンス、本格的な夏の到来である。
そんな今年春シーズンの日本競馬で話題となったのは「前走海外」が強いということである。
優勝馬に着目すると、
- 高松宮記念: サトノレーヴ(前走:香港スプリント(3着))
- 安田記念: ジャンタルマンタル(前走: 香港マイル(13着))
- ヴィクトリアマイル: アスコリピチェーノ(前走:1351ターフスプリント(優勝))
- 宝塚記念: メイショウタバル(前走: ドバイターフ(5着))
天皇賞(春)は優勝馬のヘデントールはダイヤモンドステークスからの連勝だが、
2着のビザンチンドリームはレッドシーターフハンデキャップ(優勝)からの転戦である。
安田記念は掲示板内が全て前走海外の日本馬という珍事だった。
- 2着 ガイアフォース (前走: チャンピオンズマイル(9着))
- 3着 ソウルラッシュ (前走:ドバイターフ(優勝))
- 4着 ブレイディヴェーグ (前走:ドバイターフ(7着))
- 5着 ウインマーベル(前走:1351ターフスプリント(2着))
海外遠征するような馬は強い馬だからというのは1つの理由ではあるが、
僕の見立ては距離にこだわって転戦するような馬が強いということではないか。
これを見てもわかるが必ずしも前走で結果を出している馬ばかりではない。
ジャンタルマンタルは年末の香港マイルでうまくいかず、
半年ぐらい休んで満を持しての安田記念参戦での優勝である。
2・3・4歳でマイルG1を勝ち続けた牡馬は日本競馬史上初である。
2歳・3歳とマイルにこだわっての転戦は意外と珍しいのかな。
JRAとしては中長距離は春三冠・秋三冠と転戦するのを推奨しているし、
マイル以下は1200mと1600mを交互に配して転戦を想定している。
ところが今は秋三冠を完走するのがたまに居るぐらい。
スプリンターズステークス、天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップから香港国際競走の同距離のレースに転戦するのは毎年恒例である。
当然、距離の幅を持って転戦するような馬もいるんですけどね。
それがダメなわけではないけど、最近は専門化が進んでいる印象である。
で、どうも最近流行の兆しがあるのがジャパンカップの前哨戦としてのインターナショナルステークスである。
ダノンデサイルは8・20英インターナショナルSで海外GⅠ連覇目指す 安田翔伍調教師がXで表明【次走報】 (東スポ競馬)
天皇賞・春を制したヘデントールは8・20英GⅠインターナショナルSに予備登録【次走報】 (東スポ競馬)
イギリスのヨーク競馬場はヨーロッパにしてはかなり平坦な競馬場で左回りで幅が広く、
昔から日本の東京競馬場に似ていると言われていたそうである。
メリットはいろいろある。まずは勝てばジャパンカップの褒賞金対象になること。
ダノンデサイルはドバイシーマクラシック優勝ですでに対象なんだけど。
遠征ではあるがジャパンカップまでレース間隔が十分取れ、8月にしては涼しいなど。
去年はこの転戦をしたドゥレッツァがジャパンカップで2着同着と結果を出している。
インターナショナルステークスの方は5着だったんですけどね。
秋の大目標はジャパンカップと明言して遠征するのは日本のレース体系を考えれば変な感じだけど、
天皇賞(秋)や京都大賞典よりメリットがあると判断すればアリなのだろう。
いや、京都大賞典は制度上は天皇賞(秋)の前哨戦なんですが……
どっちかというと、クロワデュノールの凱旋門賞参戦の方が話題ではあるんですけどね。
クロワデュノールが凱旋門賞へ、鞍上は北村友一騎手の予定 サンデーレーシング発表/有力馬情報 (JRA-VAN Ver.World)
前哨戦がG3なのに日本の未勝利戦みたいな賞金なのはともかく。
皐月賞2着からのダービー制覇で三冠の権利がない中で菊花賞か他か、
という中で凱旋門賞を選んだということのようである。
日本のダービー馬としては 菊花賞→ジャパンカップが格式高いとは思うんですよ。
とはいえ、この選択肢もとりうるものではあるので、結果につながれば。
この影響か同じクラブのレガレイラは凱旋門賞回避となったよう。
クロワデュノールの方がチャンスあるという見立てなんでしょうね。