dアニメストアで見られるならと今さら「ラブライブ!サンシャイン!!」のTVアニメを見ていた。
これまであんまり触れてこなかった作品なのだが、このBlogではたびたび話題にしていて、
特にAqoursにとってμ’sの背中というのは大きなものだったというが、
軽々乗り越えていったなという印象が強い。(特に見ていたわけでは無いが)
TVアニメシリーズを見て思った感想もそんなところである。
Aqoursはμ’sの背中を見て、それを乗り越えるべきユニットだったんだと。
驚いたのは作中に「μ’s」の名前が多く出てきたこと。特に1期はかなり頻繁。
このアニメが放送されたのは2016年7~9月のことだが、
「ラブライブ!The School Idol Movie」が2015年6月公開だったことを考えれば、
現実世界ではμ’sの物語が完結してまもない頃ということになる。
作中でどれぐらいの年月が経過したかは定かではないところはあるが、
大昔のスクールアイドルと思われるほど古くはないんだろう。
とはいえ、直後ではないんだろうなと思わせるところもあり、
それがスクールアイドルのレベルというのが格段に上がってしまったこと。
この時代の尺度に照らすとμ’sは全国優勝レベルではないのかもしれない。
そこまでのことは言われてませんけど、その可能性もあるのかなと。
Aqoursはそこを乗り越えて最終的に全国優勝を果たすのだが、
その流れは声優ユニットとしてのμ’sとAqoursの関係にも重なる気がする。
これはその昔、NHKで放送されたAqoursが東京ドームに立つまでの話ですが。
チャンピオンを目指すことだけがスクールアイドルの道ではないことも示しつつ、
その一方でラブライブ!に出場してチャンピオンを目指すメリットも現れていたのかなと。
ラブライブ!は 予選→地区大会→全国大会 という3段階になっているのだが、
予選を突破して立つ地区大会のステージでもそうそう届くステージではない。
Aquorsの場合、地区大会の会場のモチーフは名古屋のレインボーホールだが、
アマチュアであることも考えればこのようなステージはそうそう立てない。
浦の星女学院は生徒集めに苦慮する田舎の学校として描かれたが、
そんな学校からでもチャンピオンへの道を進めば、まずたどり着けたと。
こういう話は新設校が舞台のラブライブ!スーパースター!!でもあった。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 はラブライブを目指さない道を選んだわけだが、
それでよかったのは虹ヶ咲学園が大都市にある巨大な学校で、かつお金持ちが多いからだよね。
大会に頼らずとも自分たちのステージを自分たちで作れてしまうという。
ラブライブ!サンシャイン!!は都会との対比を意識した部分が多々あるが、
田舎でアマチュアでできることはこんなもんだと描いたんだろう。
ところで、μ’sを描いた「ラブライブ!」、Aqoursを描いた「ラブライブ!サンシャイン!!」
そして「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のアニメには共通的なことがある。
それは春から春まで1年描くと、その先に進めなくなってしまうということである。
高校3年生のメンバーは卒業するとスクールアイドルとしては終わりだから。
延長戦を映画でやるとか、悪あがきはありますが……
この問題に対する1つの解が「ラブライブ!スーパースター!!」である。
新設校が舞台なので最初は1年生だけでLiellaを結成し、進級して新しい1年生が加わり、
さらに進級して新しい1年生が加わった物語が今年TVアニメで放送される。
こういう形で引き延ばしながらやる方策を考えたということなんだろうな。
この方法がいいのかどうかという話はありますけどね。