全国旅行支援は難しい

全国旅行支援のキャンペーンが始まったわけですが、

対象期間の12月までの旅行というと、10月末~11月にかけての関西行きと、12月にコンサートで京都に行くのぐらい。

この時期はいろいろ慌ただしくなりそうで、泊まりがけの旅行どころではない。

もともと予定していた旅行なのだから新しい需要創出という意味は無いが、使えるものは使いましょう。


まず10月末~11月の旅行なのだが、基本的には親に厄介になる予定である。

ただ、日程の都合、最初の1泊は名古屋あたりにする必要があった。

というわけで愛知県のキャンペーンで宿を取った。

5000円をわずかに超える程度の宿で、40%引きで3000円強、これに平日を含む宿泊なので3000円のクーポンが支給と。

ほとんどタダじゃないかと。実際はそう単純ではないのだが。


12月の京都というのは恒例と化したこれですね。

京 Premium Live 2022

京都市内は宿が多いから京都泊だろうと思ったのだが、問題があった。

それは京都府のキャンペーンが予算切れになっていることである。

でも、会場のロームシアター京都(岡崎公園)は京都市内でも特に滋賀に近く、

東山三条~大津(山科乗換)は20分もかからない。

滋賀県のキャンペーンはまだ大丈夫そう。

新幹線込みのダイナミックパッケージを想定して全体が40%引き、

割引額は1泊1人あたり8000円を超えなければ良く、2泊か3泊という想定だが、

2泊なら割引前4万円以下は満額だから単純に40%引きになると考えてよさそう。

2泊なら休日のみ1泊+平日含む1泊で4000円、3泊なら平日含む2泊+休日のみ1泊で7000円のクーポンが支給される。


宿泊だけならばどちらも問題ないのだが、問題はクーポンである。

かつてのGoToトラベルのときは、クーポンは宿泊地の隣接府県まで使えた。

京都発福井泊の旅行のクーポンは福井県・京都府・石川県などで使え、

実際このときは中日で金沢まで足を伸ばしてクーポンを使っている。

ただ、全国旅行支援は従来、府県単位で実施していたキャンペーンを継承している都合、クーポンは宿泊地の府県でしか使えない。

また、使用先もGoToトラベルのときほど幅広くはない印象である。


1つ目の関西行きの中継地としての名古屋泊である。

朝に名古屋を出て愛知県外にすぐ出てしまうので、チェックアウト日にクーポンを使うのは難しい。(せいぜい土産物を買う程度)

また、クーポンが支給されるのはチェックイン時である。

(GoToトラベルのときは電子クーポンだと当日になれば使えることが多かった)

チェックインは通常15時以降、翌日はほとんど無理となると、使い道はかなり限られてしまう。

飲食・食品・土産物といったところに限られるねと。

あと、この制約から元々現実的では無かったんだけど、名古屋港水族館にでも行くか? と頭によぎって調べたが、クーポン加盟店じゃないんですよね。

このあたりも加盟店の偏りを表している気がする。


2つ目の京都行き・滋賀泊だが、こちらは府県界がほとんど問題である。

クーポンは滋賀県内で使わなければならないと。

滋賀泊なのだから滋賀県内で観光すること自体はやぶさかではないのだが、

京都でコンサートに参加するという目的を考えるとかなり制約が大きい。

また、初日はチェックイン後でないとクーポンが出ない。

初日は滋賀県内でゆっくりと思っても、そこでクーポンを使うのは難しい。

最終日は月曜日になりそうだし、そしたらいろいろ休みも多くなるしなと。


全国旅行支援が府県単位でいろいろ差異があるのは、従来のキャンペーンの延長で対応できるようにと考えられたものである。

東京都はそのようなキャンペーンをやっていなかったので、準備に時間がかかったという事情はあるが、例外的なものである。

この考え方自体はよいと思うのだが、予算枠が府県単位であることと、広域観光に適していないということが課題である。


特に京都府は残念だなと思うんだけど、これはキャンペーン開始前の既存の予約の振替で予算枠がほとんどなくなったらしい。

予算枠の段階的に旅行会社に割り振る都合で一時的に品切れになっているわけではないとみられる。

これゆえ新しい需要を創出できるキャンペーンとは言いがたいところはある。

(キャンペーンが適用されることを前提に予約を入れてたのはあるだろうが)

さらに言えば、この目的地というのは京都市に極めて集中しているのではないかと思う。

京都府は南北に長くて、特に丹波・丹後というのは全く別なんですよね。

新たな需要創出というなら、丹波・丹後や京都市以外の山城地域にも波及させたいだろうし、

ローカルキャンペーンとの組み合わせでそういうこともできた可能性はあるが、

そもそも大元の全国旅行支援の予算枠の制約でなかなかそうもいかない。


広域観光についてはGoToトラベルが寛容すぎた面はあったかもしれないが、

1箇所に滞在して、そこから足を伸ばすという旅行はあると思うんだよね。

特に関西のように府県を越える観光は当然だとなおさら。

府県レベルのキャンペーンを引き継いだ都合、どうしょうもないのかもしれないが残念だなと。

宿泊するならその近くで使えるでしょというのはその通りですが、クーポンの受取がチェックイン時になることとの組み合わせで効いてくる。

それはGoToトラベルのときから存在した話であるのだけど。

(電子クーポンならその限りでは無かったが、こちらは使える店舗が限られた)


まだ京都行きについては旅程が確定できていなくて悩んでいる。

日曜午後の公演のチケットが取れているのでこれはまず確定だが、

土曜午後の公演がチケット買えれば行きたいが、買えるかわからないと。

その上で京都滞在と滋賀滞在のバランスとか。

滋賀泊とはいうけど、大津だと新幹線の最寄り駅は京都になる。

そしたらクーポン持って滋賀滞在できる時間ってすごく限られるんですよ。

こういう制約を全体的にどう考えるかですね。けっこう悩ましい。