サッカーワールドカップはスペイン優勝で閉幕した。
特に試合を見ていたわけでは無いのだが、後から試合について調べると、
アルゼンチンの選手がイエローカード2枚の退場で10人になり、
これで延長戦でスペインが得点を得るきっかけの1つになったようだ。
そもそもイエローカードというのは警告を示すためのものである。
イエローカードを呈示されただけでは、警告に留まり退場にはならないが、
イエローカードに値する反則を繰り返せば、退場になるということで、
まさにその通りのことが起きたという話なのだけど……
なお、この場合2回目のイエローカードの呈示後にレッドカードを呈示して退場を示すことになっている。
このため、2回目のイエローカードによる退場は イエローカードとレッドカードを重ねたマークで表示されている。
1発退場の場合はレッドカードだけで表示されるので、これで区別できる。
イエローカードというのは同じ試合で2回受けなければ大丈夫なんてことはなく、
ワールドカップでは試合をまたいで累積2枚のイエローカードを受けると、次の試合は出場停止になる。
これはレッドカードで退場になった選手が出場停止になるのと同じである。
このためイエローカードを受けた選手は、以後慎重なプレーが求められるという事情がある。
もっとも今回のワールドカップにおいては、グループリーグ終了後と準々決勝終了後にこの回数はリセットされる決まりがある。
いつまでも2回目のイエローカードを気にしないといけないわけでもない。
実はアルゼンチンは敗戦後に乱闘により1人レッドカードを受けているので、
この決勝戦ではアルゼンチンは2枚のレッドカードを受けている。
イエローカードにせよ、レッドカードにせよ反則であることは確かだが反則の内容は考える必要がある。
今回話題になったのは対立場面で口を覆うという反則である。
なんのこっちゃという感じだが、差別的発言が映像に残らないようにするため、
口を覆うということが横行していたそうで、その対処らしい。
このルールで大会中2人退場者が出ているのが嘆かわしいことである。
なかなか審判の対応も一律ではないという話もありますが。
特にVARの適用により思いがけない反則が認定されるなんてことも。
W杯今大会初、“VARによるカード対象訂正”から退場処分 相手の警告取り消し→スイス代表FWがシミュレーションで2枚目退場 (Yahoo!ニュース)
端的に言えばイエローカードを間違えて出してしまったのだが、
VARのルール上、このケースではイエローカードをなかったことにはできず、人違いだったという扱いにしたという。
そもそも審判がイエローカードを出さなければ、反則と認定されることもなかったかもしれないという事案である。
誤審を防いだという点では意義はあったが、ちょっと違うんじゃないと。
しかもこれで2回目のイエローカードで退場というのもなかなか。
なので表面上のイエローカードやレッドカードの数だけで測れる部分だけではないのかもしれない。
ただ、チームごとに傾向があることは確かであって、
アルゼンチンがラフプレーが多いということはある程度確かであって、
決勝戦という次の試合がないという状況も重なってこういう結果になったのかなと。
スペインは辛抱強く戦った結果の優勝だったのかも。