今日は節分ということで、いわしを買ってきて食べていた。
豆まきって感じでもないし、太巻きもなぁとは思うけど、いわしは食べる。
しかし、太巻きといわしのせいで鮮魚売り場は圧迫されていて、他の品揃えが残念だった。
あと、イトーヨーカドーで印象的だったのは、自分で太巻きを作るための材料が多く売られていたこと。
それ自分でやるの? と思うけど、今日みたいに休日の節分にはいいのかもしれんね。
節分は立春の前日である。そのことを指して暦の上では春になると言われることがある。
こんなクソ寒い時期に春なんてと思うけど、冬至と春分の間という程度の意味らしい。
春の中心が春分、夏の中心が夏至、秋の中心が秋分、冬の中心が冬至になるようにするとこうなると。
ただ、実際の季節の変化はこれよりすこし遅れてくるので、クソ寒いのに立春とか、クソ暑いのに立秋とか言われてしまうのだ。
暦の季節は現実の季節感を1ヶ月先取りしていると考えると妥当だ。
正月のことを新春と言ったりするが、これは太陰暦では立春のあたりに年を越していたから。
太陰暦は月の満ち欠けで暦を決めているが、ただ月だけ見ていると季節がずれて大変である。
そこで、太陽の運動から決まる二十四節気を使って、季節がずれていかないように適宜、うるう月を入れてきた。
おおざっぱに言えば大寒を含む月を12月、雨水を含む月を1月にしてきた。大寒と雨水の間が立春である。
そんなことからして、12月と1月の間は立春の前後になることが想像できるが、具体的な関係は年によりけり。
12月に立春が来ることもあるし、1月に立春が来ることもある。
なお、現在使われている太陽暦は太陽の運動から暦が決まるので、二十四節気それぞれの日付は1日前後する程度である。
大寒は1月20日前後、立春は2月4日前後、雨水は2月19日前後である。
ここからわかるが太陽暦の1月と太陰暦の12月はほぼ重なり、太陽暦の2月と太陰暦の1月はほぼ重なる。
太陽暦と太陰暦がほぼ1ヶ月ずれるというのはそういう理由によるものなんだね。今さら知った。
太陰暦では立春の前後に元日を迎えるわけだが、具体的にはいつなのか?
太陰暦では月の初めは新月から始まる。
今年1~3月で新月が来るのは1月6日, 2月5日, 3月7日となっている。
1月6日~2月4日の間に大寒、2月5日~3月6日の間に雨水が入ることから、2月5日が太陰暦の元日になることが予想できる。
今年は立春の翌日が旧正月になりそうだが、日本では太陰暦は公式に廃止されているので、何の意味も持たないが。
もっとも太陰暦が今も公式に維持されて、休日になる中国では2月5日が春節の休日になっているので、これは確からしそうだ。
こういうのを見てると、日本はすっかり太陽暦になってしまったなと感じる。
太陰暦と太陽暦ではほぼ1ヶ月ぐらいのズレがあるので、太陰暦で表していた日付を太陽暦では1ヶ月ずらすという方法が主流な気はする。
例えば、盆は陰暦の7月15日のことを表していた。現在はそれを1ヶ月ずらした8月15日に盆の行事が行われることが普通だ。
その一方で正月などは1ヶ月ずらさず、太陽暦でも太陰暦の日付のまま行事を行うものもある。
時期はほぼ1ヶ月ずれるが、重要なのは年が変わるということだということなんだろうね。
日本では数え年の計算に立春の日を基準とするような事例もあると聞いている。
伝統的には太陰暦の元日を基準に歳を取っていたが、今の日本では誕生日は太陽暦で書かれるので、太陰暦基準での数え年の計算は難しい。
一方で太陽暦の誕生日が立春より前か後ろかは比較的容易に把握できるので計算が簡単だ。(立春は年によって1日前後するが)
なので、立春基準の数え年が使われることがあると。うまいこと考えたものだが、別に太陽暦の元日基準でもいいような気もする。
まぁ今の日本では数え年を使うこと自体が少ないですからね。もはやどうでもいい気がする。