かつての高専時代のクラスメイトでも、神奈川県に住んでいる人が2人いることは知っていて、
昨日、久々に東京で会うことにして、3人でじっくり話すことができた。
3人とも妙な趣味の持ち主で、「なんでよりによってこんなやつらが集まったんだろうなぁ」って言ってたが。
元気にやっていることは知ってたんだけど、近況をいろいろ聞けてうれしかった。
僕は社宅にコンロがあるから、それで平日の昼食以外の大半の食事を作ってるわけだけど、
この2人はどちらも住んでいる社宅にはコンロとかないので料理はできないらしい。
そりゃ不便だなと思ったかも知れないけど、社宅に食堂があるんですね。
そういや僕の勤め先でも1つだけ、食堂のある社宅があるんだよね。ちょっと特殊な社宅なんだけど。
食堂があるなんて便利だなと思うかも知れないが、実際には外食に頼る部分もあるようだ。
2人のうち一方は食堂は使わず、全て外食だと言っていた。
一方は食堂で食べられる分は食堂で食べてるようだが、そもそも休日は食堂が使えないから外食しているとのこと。
1ヶ月の食費がどれぐらいか教えてもらったけど、前者は僕の食費の2.3倍ほど、後者は僕の食費の1.5倍ほど。
全部外食の彼の食費を聞いたときには、「えっ、食費にそんなに使っちゃうの」ってものすごい驚いてしまった。
もっともこの中には交際費に類するものも含んでいるらしいけど。
自分で料理するのもそれなりにお金はかかる。
研修時、長期出張中に同じ部屋で暮らしていた人の食費を聞いて、僕の2/3ぐらいだったからえらく安いなと思った覚えがある。
彼は料理をする人だったけど、確かにあれなら安上がりなのも納得という質素な食事だったから。
おそらく僕の食費と同じぐらいで全部外食というのはそんなに難しくない。その分、質素になるのは避けられないだろうが。
そうかと思ったら、久々に会ったかつてのクラスメイトの食費は、ずいぶん高いなと感じるわけである。
本当に食費って人によってずいぶん違うんだなと思った。
ただ、昨日集まった3人に全員に共通して言えるのは食を楽しんでいるということである。
全部外食の彼は、最近では職場近くのラーメン屋を順繰りにまわっているというし、
週末は外食の彼は、外食するときは思いっきり贅沢していると言っていたし、
僕はスーパーであれこれと食材を見繕って、それであれこれと作っては食べている。
環境の制約はあるが、そんな中でもそれぞれの事情に応じて、最善の選択をしているということである。
それにしてもそんなに食費かかって生計は大丈夫なの? って話はあるんだけど、
全部外食の彼は、食費に趣味にお金を使いながらも、毎月何万円と貯金していると言っていた。立派なもんである。
ただ、僕と彼の食費の差額と、僕と彼の貯金・投資の金額の差額、だいたい同じぐらいなんだよね。
その一方で彼は僕よりもはるかに趣味に金を使っているのは明らかである。
ってことは……稼いでるんだなぁ。まぁ高専卒業してから働いてるからねぇ。
彼の生計については心配されてたのだが、実際は心配無用、お金にも困らず、日々楽しんでおられるそうで。
そういえば、最近の統計で、これまで低下し続けていたエンゲル係数が近年上昇しているということでニュースに取り上げられた。
エンゲル係数29年ぶり高水準 共働き増・値上げ… (日本経済新聞)
普通、食費の割合が増えるというのは、それ以外のことに使えるお金が減るということで貧しくなることだと思われている。
理由の1つには給料の伸びよりも食材が高くなっているからというのがあって、この点だけ見れば貧しくなっているように思える。
ところが、実際には調理済みの食品を買うことが増えたり、外食にお金を使ったり、食費の意味が変わってきているという事情もある。
人によって食費は金額も意味も全く異なる。かつてのクラスメイトの近況を聞きながら、そんなこともふと考えていた。