ほぼ3年前にこのBlogでこんな記事を書いている。
当時、遠巻きに見ていたものだが、それから3年経ってたんだな。
それで、僕はこの週末にアイドルマスターの10周年のライブがあって出かけていたのだ。
この会場というのが西武ドームだったのだ。今はネーミングライツで西武プリンスドームになってるか。
所沢市にある埼玉西武ライオンズの本拠地の野球場だ。
インターネットの野球ファンたちは猫屋敷なんて言ったりするけど、
元々屋根がなかった球場に密閉せずに屋根を取り付けたユニークなドーム球場ゆえのことだろう。
そんな巨大な野球場でコンサートをするに至ったことにはそれなりの訳がある。
僕が知る限り、このコンサートには2つのモチーフがあったんではないかと思う。
1つは2014年2月にさいたまスーパーアリーナ(SSA)で開催された「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」だ。
今回のライブの名前が「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」であることからもわかる。
さらに元をたどれば SSAのライブは Animelo Summer Live が原型だと聞いたことがある。
多くのアニメに関わる人が出演するアニサマ(cf. 実在のアイドルも架空のアイドルもいる)でステージに上がるアイマスチームの姿を見て、
アイマスだけで アーケードから連なる765PRO ALLSTARS、mobageのゲームに由来するシンデレラガールズ、GREEのゲームで新しく出たアイドルに由来するミリオンスターズで3チームあるんだから、
その3チームがそろい踏みの合同フェスができるぞと考えたらしい。
そうして行われたのが2014年のSSAのライブで、とても大きな会場で、2日間にわたり、各日2万人ほどの動員があったという。
まだ当時、シンデレラ、ミリオンのステージも少なかったのだが、それから1年半経つとパフォーマンスも確立されるもので、
3チームそろい踏みの迫力はさらなるものになっていた。
もう1つのモチーフが、アーケードゲームのシナリオで描かれていたドームライブだという。
僕もよく知らないんだけど、トップアイドルになった結果、ドームライブで終わるというシナリオがあったらしい。
そのドームが西武ドームを想定していたとは思わないが、こうして現実になったということだ。
現実になってしまったらゲームのシナリオのように終わってしまうのではないか? そう言う人もいたが、
そんなことはないだろうと言える状況だったからこそ10周年の節目に実現できたとも言える。
そんな事情もあって、2日間の公演はほぼ内容が異なり、
1日目は765チームが描いていたドームライブ、2日目は3チームそろい踏みの大スケールのライブということだった。
だから2日間とも参加する人はとても多かったわけで、興業上も妙案だったのではないだろうか。
興業の採算ということでいうと、西武ドームは使用料が割安だそうだ。
一方で、構造のユニークさゆえに、この季節には過酷な球場として知られている。
根本的に野外なので、冬は寒く、夏は暑い。その上、屋根があるので熱気がこもるという。
なにしろ夏は野球のデーゲームができないほどだというのだからよっぽどだ。
屋根があるから雨でもなんとかなると思うわけだけど、屋根で密閉していないので、激しい雨だと屋根の端の方は濡れてしまうのだという。
関東圏にあるので集客には優れ、東京(池袋)から電車で35分ほどと言われれば便利そうなのだが、
アクセスがほぼ西武狭山線に依存し(レオライナー(山口線)や上北台駅からの臨時バスもあるが輸送力は細い)、
球場を満杯にするほどの人を運ぶと混雑はひどく、特に多くの人が集中する帰宅時は球場を離れるのも一苦労だという。
周辺が市街地なら、他駅に分散したり、食事などで時間が分散したり、そういう効果が期待できるが、所沢の山の中ではどうしょうもない。
そんなわけでいろいろ難ありではあるのだが、それを考えても興業上のメリットは大きいのだという。
しかし驚くべきスケール感である。
これまで野球場に行くことなんてそうなかったわけだけど、全方位に広がる客席の広いこと。
動員数は各日38000人ほど、これは西武ドームで行われた興業でもトップクラスの動員数だそうで、
客席にできるところはできるだけ客席にできるステージ配置だったということである。
こんなに大きな会場なんだし、参加したい人はみんな参加できるんじゃねーのと思ってたら、アブレが出まくって困った人も多いとか。
僕は運良くもチケットを買えてしまったのだけど、いろいろ話を聞く限りではかなり幸運だったんだなと。
広すぎて全体像がわからないほどで、それはそれでもったいな気もしたが、「すげーな」と感じるところは多かった。
珍しいパフォーマンスも多く見られたり、楽しい公演だったなぁ、
暑さが過酷であることは心配されていたが、1日目は小雨、2日目は昼まで晴れだったものの、その後は曇り、多少は涼しい風が入るようになっていた。
それでも暑さやらにやられていた人はいたのだろうが、大雨でもカンカン照りでもなく、天候にも恵まれたと言えるのではないかと思う。
まぁ帰宅時の混雑にはこたえた人は多かったみたいだが。僕も帰宅するのえらく遅くなったからなぁ。帰れなかった人も多数とも。
3年前、このBlogでこんなことを書いた。
原動力はなんなのか? キャラクタの魅力なのか、プロデューサーらの熱意なのか、まぁどっちもありそうだけどね。
僕はゲームをプレイしたわけでもなく、アニメを見たわけでも無く、端から見ているだけなんで、なんとも言いがたいが、
ただ、Twitterでの盛り上がりようを見るからにはプロデューサーらの熱意はすさまじいもんだなと思った。
ともかくまだまだアイマスは続いていきそうだ。
このBlogを書いたちょっと後ぐらいから、ラジオを聞き始めていた記録があるので、振り返ってみると僕もだいたい3年選手だったんだなと。
その当時はシンデレラガールズが出始めたぐらい、ミリオンライブは姿を見せていなかった頃だ。今からすればけっこう昔の事に思える。
まだまだ続くんじゃないのとか投げやりなことを書いて終わっているが、その頃、今のような姿はなかなか想像できなかったなぁ。
今となっては、僕も熱意を注いできたプロデューサーの1人であるとは思っておるわけだけど、実感を持ってまだ続くんじゃないかと思っている。
それが書きたいがために3年前の記事をほじくり返して週末を振り返っていたようなもんだ。