研究室に現れたアイスの行商人

うちの研究室にはオフィスグリコが置いてある。

オフィスグリコ (江崎グリコ)

学内に売店もあるし、自分でお菓子をストックしてる人もいることもあって、売上はあまり思わしくないように見えるが、

夜、売店が閉まってる時間に買ってる人もいるようだし、売店にはない商品もあったり、行くのがめんどくさいと使う人もいるとか。

別にグリコもやめたいとは言わないし、使うことは少なくてもそれなりの存在感はあるようだ。


売上回収・商品補充のためグリコの人がやってきた。

売上金を回収しても100円玉1枚ぐらいしかなさそうだったが、せっせと作業をしていた。

それで作業を終えた後、「アイス持ってきてるんですけど買いませんか」と、

誰もいらないということでそのまま帰ってもらったのだが、アイスの行商ねぇ、今の時代もそんなのがいるとはなぁ。


行商もいろいろだが、僕にとって一番身近なのは、近鉄電車で寝そべってる伊勢からやってくる海産物の行商人かなぁ。

実は毎朝乗ってる電車にも行商人が乗り込んでて、まぁ普段は乗る車両が違うんだが、たまにいるなぁと気付く。

あとはラーメンか焼き芋かの移動販売か。のろのろと団地内の道路を走っているのをたまに見る。

灯油の巡回販売を行商ということはあまりないような気もするが、まぁあれも行商といえばそうだろう。

パンの出張販売なんかもそうか。曜日によって自動車学校に売りに来てたな。僕はスーパーで弁当を買ってたから使わなかったが。


アイスクリームの行商というのは昔はよく行われていたらしい。

といっても実際に見たことが無いからよくわからないが。

今のようにどこの店にも冷凍庫が用意され、アイスクリームが売られていれば行商人が活躍することもなかったのだろうが、

そうなる以前には行商人から買うのが便利だったのだろう。わからんけどね。


それにしてもなんで急にアイスを買いませんかと言ってきたんだろうね。

オフィスグリコのWebでの紹介を見て気付いたんだけど、冷凍庫を使ってアイスの配置もしてるのね。

その補充のために持ち歩いてる商品をあわよくば買ってもらえないか、ということで言ったのだろう。

ただ、いつやってくるかも知らずに急に買わんかと言われても、うーんとなるわな。

いや、本当にうちの研究室は儲からなくてすまんね。