今日は北野天満宮に出かけていた。
自動車で出かけていたのだが、朝早めに出て、昼前には京都市内を出ることにより、渋滞を避けていくことができた。
春の連休というと、京都は観光客でごった返す。
市バスにも大量の客が押し寄せるということで、大規模な臨時増発が行われている。
どの系統も混んでる気がするが、特に混雑が激しいと言われているのが、京都駅~東山通のバスだ。
東山通は道路状況もよくないので、バスは混むわ遅れるわ、ろくなことがないように思える。
京阪や東西線を使ってもらった方がいいんだけどね。
近鉄からだとこのあたりは丹波橋で京阪に乗り換えて行くからバスを使うことはあまりないだろう。
京都駅からも東福寺経由で京阪電車を使ってのアクセスを推している。(参考 : 秋の京都、人であふれる東福寺駅)
奈良線の電車はあてにならないなんていう話もあるけど、ハイシーズンのバスよりはましだろう。
いくらそうやって宣伝しても、京阪の駅から東山通まで歩くのを嫌ってかバスを使う人は多い。
特に、京都駅~五条坂の混雑は激しく、夕方の五条坂バス停では積み残しを起こすことも多いようだ。
そんな状況で、京都駅~五条坂の輸送力増強のために市バスでは東山シャトルという臨時バスを走らせている。
京都駅→(東山七条)→五条坂→五条京阪→烏丸五条→京都駅 の循環系統で、朝から夕方まで10~15分間隔で走らせるようだ。
このバス、五条坂までは他の東山通のバスと同じ経路をノンストップで走って行く。
そこまではいいのだが、五条坂では五条通のバス停で乗り降りする。
京都駅に行く人は基本的に東山通南行のバス停で待っているはずなのに、そこに東山シャトルはやってこないのだ。
うーん、それで本当に五条坂→京都駅の輸送力増強になってるの?
ただ、どうも調べてみると、意図的に違うバス停を使うようにしているみたいだね。
5月の大型連休と11月の観楓期にはほぼ定番のように運行して、定期バスの混雑緩和、さらに五条坂バス停の混雑分散につとめています。
東山通南行のバス停に客が集中しないようにあえて違うバス停を使うようにしているようだ。
清水寺のあたりから京都駅へは東山シャトルを使うように五条通のバス停に誘導しているようで、
五条坂から京都駅へ向かう客を完全に分離しようとしているようだ。
実は今日、北野天満宮に行くのに五条通を走っていて、そこで五条坂交差点を横切っている。
高架橋に入り損ねて交差点を横切るはめになってしまったようだが。
このとき、五条通の東山シャトルがやってくるバス停には案内係か、2人立っていた。
そういや以前、祇園バス停にも案内係が立ってたのを見たことがある。利用者の多いバス停には案内係を立たせることにしているのだろう。
まだ東山シャトルが走り出す前の時間だったが、押し寄せてくる観光客への備えは万全のようだった。
そんなのが今度の連休4日間もまた行われるのだろう。大変なことだ。