海上に浮かぶ電気工場

今日は工場見学ですよと。
今年は非常に工場らしい。発電所ですね。
去年はもはや工場ではなかったからな。見応えはあったけど。


まぁ発電所というと大概 火力発電所ですね。
原子力発電所は遠い遠いところにあることが多いけど、
本当は近くの方が損失少ないしうれしいに違いないですね。
火力発電所は臨海部に結構たくさんありますね。
火力発電所というやつは、まぁなんか燃やしてなんかして発電機回すと。
何を燃やすかというのと、どうやって回すかというのはありますよね。
最近流行なのが、コンバインドサイクル発電というのでLNGを燃やすのが流行。
天然ガスでタービンエンジン回して、加えて排熱で蒸気作ってタービン回して、これで発電と。
これは相当すごいらしくて、熱効率58%とか言ってた。信じられん。
熱というエネルギーは相当使いにくくて、高効率で有名なディーゼル機関ですら50%程度だと。
ただ今回見学に行ったところは、ただLNGを燃やして、これで蒸気作ってタービン回して発電だと。
これ汽力発電言うらしいが、それの効率は41%とのこと。


見学に行ったところは、どうも今改良工事中だった。
随分古い発電所らしく、かつては原油とか燃やしてたらしい。
何があったか知らんが、その後LNGを燃やすようにしたらしい。
今では専らLNGというわけらしい。
そんなわけで当然汽力発電でして、
改良工事では敷地内に新しいコンバインドサイクル発電の発電所を作ってた。
驚いたのだが、発電所の敷地ってアホみたいに広いのよね。
あまりにスペースが余るもんだから、敷地面積の20%以上は緑化されてるとか。
なんという無駄遣い。けど人工島を少しでも緑化しようという努力はすばらしいか。


ところで、LNGというと液化天然ガスなんだが、
もちろん液体状態で燃やすわけにもいかないので、製造所で気化させる。
まぁ気化させてしまえばあとはパイプで送ればいいですね。
このLNGというやつは、硫黄分やらを除去してるらしい。
というのも硫黄分やらは配管を痛めるとかあって、さっさと取り除かないと都合が悪いと。
それで液化前に取り除いている。結果発電所などで燃やしても硫黄酸化物はでないと。
すばらしいですね。煤塵も出ませんしね。
というわけで、窒素酸化物を排煙脱硝装置で無害化すればOKと。
それにしても世の中では、原油をそのまま燃やしている発電所も多いらしい。
うーん…まぁ精製しなくていいのは確かだし、燃えればいいわけだからね。
もちろんこういう発電所では、硫黄酸化物、煤塵を取り除く装置が必要ですね。
見学に行ったところは、そもそも原油やら重油を燃やしてたからこれはある。
けど使ってるのかな?LNGならいらんよね。
あと、石炭を燃やしてるところもあるらしい。
石炭は安いらしいね。煤塵とか多いけどまぁきちんと処理すればいいですよと。
まぁガスタービン回すならLNG使うけど、それ以外は燃えればなんでもOKということです。
だからいろいろやってるみたいだね。


火力発電は需要によって発電量をすごい変えてるわけだが、
どうも聞けば最近はピークの電力は横ばいらしい。
全体的には電力量は増えてるけど、ピークは抑えられてると。
これはありがたい話ですね。
夜間電力の安売りってなんのため?
というとこれは原子力発電所を活用するためですよね。
どうも思惑通り行ってるみたいですね。
今は火力発電はメインじゃないけど、だからこそ操作がめんどくさいと。
しょっちゅうON・OFFを繰り返してるようなことを言っていた。
そういう意味では専ら受注生産で作る工場ですよね。
なるほど、そういうところだったのか。