バスから降りるのにいい場所もない

研修旅行のゴールは学校ではなく学校の最寄り駅だった。

学校解散よりも便利なのは確かだ。時間の節約にもなるし。


駅付近で降車するというけど、駅付近はそんなに道が広いわけでもないから難しそうである。

とおもってたらやっぱりえらいことになった。


駅に近づいていくと、路上駐車が多くてうまく近づけない。

降車のため停車するのにちょうどいいスペースがあると思ったらこれである。

それで運転手も考えたのだろう、なんとか停車できるところを見つけて停車した。

が、片側1車線の道路の片側を完全にふさぐ形になってしまう。さっさとのかないと迷惑だ。

しかし1台のバスからおよそ40人の学生を降ろし、トランクルームの荷物をすべて取り出すということをしないといけない。

できる限りすばやくやったつもりだが、あれは迷惑だっただろうなぁ。


貸切バスの乗降を路上で行うことはそう珍しいことではない。

駐車場とかで乗降できればよいのだろうが、なかなかそういうスペースがあるところばかりではない。

以前、通学路にある小学校の遠足かなにかで使うバスが学校付近の路上にとめてあって、

そこにちょうど乗り込む小学生が歩いて行っている光景を見たことがある。

小学校にバスを突っ込むには道路が細いからまぁ妥当な措置でしょうね。

その区間は片側1車線で、これも道路の片側を完全にふさぐ形になってしまうがしゃあないよね。

反対車線があるから右側の余地は十分あるし、駐停車禁止とはなっていないところだから法的に問題があるわけではない。


ただ同じように路上で乗降を行う路線バスに比べると、どうしても迷惑になることが多いように思う。

路線バスの場合、片側1車線の道路の場合、バスポケットなど停車しても道路をふさぐことのないところで乗降することが多い。

まぁ必ずしもそういうものがあるとは限らないが、

路線バスは乗り降りがスムーズに行えるような構造になっているから、乗降にかかる時間は短くて済む。

しかもターミナルでもないところで乗降する人数は高々知れているだろう。そんなんだから道路をふさぐ時間は少なくて済む。

ところが貸切バスの場合、狭いドアに狭い通路であることが多いし、客の全てが乗降することだって珍しくない。

その場合、道路をふさぐ時間は長くならざるえないだろう。

バスポケットがあってもバス停留所付近は駐停車禁止なので普通は貸切バスが使うことはできない。


まぁこれが一時的な問題ならそのときだけ迷惑かけてすんませんな、となるわけだが、貸切バスが多数となると大変である。

現実にそういう問題が都市のターミナル付近に発生している。

それがツアーバスとか呼ばれるもので、貸切バスで移動することを主体とするツアーのことですね。

2000年代になってきてこの形式のツアーが増えてきまして、値段も安いとあって利用者も増えている。

先に書いたとおり貸切バスの乗降は駐車場や路上ですることになるが、問題は路上で行うバスである。

路線バスの場合はバス停を決めて許可を受けないといけないのに対して、貸切バスには当然バス停というものがない。

多くのバスが乗降のためにターミナル付近の道路に停車するというんだから渋滞の原因にならないわけがない。

あまりに問題ではないかということで、こういうバスも路線バスに含めることができないかと検討されている。


本当は駐停車しても道路をふさがなくて済むような停車帯があればいいんですけどね。

大正通ではバスレーンの実効性を上げるために停車帯を作ってたけど、あれは確かに効果あるわ。

ただ、あれは道路の幅が広いからこそできること。いくら大阪でもあそこまで充実している道路はなかなかない。

だいたいそんなものあってもタクシーで埋められてることだって珍しくはない。

本当にどうにもならんね。