学内からメールが送信できないところをGmailで切り抜ける

世の中不条理な話は多いが、学内のメールシステムがこれほどに使えないものだとは思わなかった。

そもそも学内からしか送受信できないという時点で大問題だとは思うのだが、

なぜか研究室から学外へ送信できない。演習室からなら送信できるはずなのだが。

受信はできるのだがなぜか送信は出来ないどういうこっちゃ。

今までは学内相互でメールを送ってたので、学外からだと認識されても自分のサーバー宛なら受信するから問題ないように見えてたようだ。
(参考 : SPAMメールでないかはっきりさせるSMTP-AUTH )


そんなことでつまづいてたら、同じことで別の研究室の専攻科の学生が相談に来た。

結論としては使えないことについて苦情をいれるとともに、自分で代わりのSMTPサーバーを用意するとよさそうだとなった。

僕はLibserverのSMTPサーバーを利用すればよい。学校からでもSMTPSで接続すればよい。

しかし、彼にはそのためのよいSMTPサーバーはない。なんてったて自宅用のメールアドレスすらなかったほどだ。


メール関係で困ったときはやはりGmailだろう。無料とは思えないほど質が非常に高いサービスだ。

というわけで登録してもらった。なぜか電話認証があって驚いた。国番号からすればベネズエラからかかってきた気がするが定かではない。

あとは設定だが、Gmailをメールクライアントから使う場合は受信についてはPOP3SまたはIMAPS、送信についてはSMTPSで接続する。

このあたりはしっかりしている。あとIMAPが使えるのは面白いですね。まぁWebメールですからIMAPとの親和性はよいのだろう。

送信時はSMTP-AUTHで認証を行うから対応してないクライアントからは手も足もでないが、Mozilla Thunderbirdはもちろん対応してる。

その他のメール クライアントの設定(POP) (Gmailヘルプ)


これでメールが送れるようになった。しかし送信元がクライアントで設定されている学校のメールアドレスからGmailに書き換えられてる。

これはGmail側で送信元として使うメールアドレスとして認証されていないからだ。

さすがGmailというべきか、自分が所有していないメールアドレスをFromに入れて送信されることを防ぐようにしているようだ。

これはGmailの設定で送信者リストに加えればよい。

独自に設定した [From] アドレスの追加 (Gmailヘルプ)

ここでメールアドレスの認証が行われて使えるようになる。これさえすれば完全に学内から送っているのと同じに見える。


Gmailを送信にだけ使うというのは、自宅サーバーを運営している人が使うことがあるそうだ。

理由としてはOP25BでPort25で外に出れないということが多いようだ。

先に書いたとおりGmailはSMTPSで送信して、しかもPortも25ではなく465を使う。これはOP25Bを抜ける方法としてはよい。

Postfixでは設定により送信時に他のSMTPサーバーを介して送信すると言うことができるようだ。

だからGmailを介するというのはそれなりに合理的である。

とりあえず困った時はGmailを使おうというのはよい考えではないかなと思うところ。