前にこんな話を書いている。
またしても引き抜き、部長が別の部署に異動になってしまった。
さらに定年退職(といっても再雇用で残るが)が迫った管理職の処遇とかで、
これまでになく部内の管理職の配置がタイトになってしまった。
この結果、課長兼任の部長なんていうのが出てきた。
これまでの課長を部長に登用したが、従来の課長としての役目も残したと。
「課内の体制強化に引き続き取り組みたいとのことで」とはセンター長(部長のさらに上司)は説明してたが、
兼任をする背景に管理職の人数不足があるのは確かだろう。
とはいえ、この人を部長登用した理由はなるほどと思ったところはあり、
ある部署と協調して仕事できそうな上司を必要があったんじゃないかなと。
その観点ではあの人が次期部長候補なのかなと思ったけど。
果たしてそれが正しいかは知らないけど。
いずれにせよ、現時点で部長にしうるのはこの人しかなかった理由はわかる。
一方で代わりの課長が見あたらなかった理由もなんとなくわかる。
次期課長候補らしき枠は今のところ見えない。
以前は非管理職の課長を任命しておいて、後から管理職登用するのもみられた。
現在はこのような方法はとれず、課長になるときに管理職になるのが原則。
このため準備が整うまでは部長に課長兼任させるというのはありそうな話。
ところが課長以下のリーダーを見ても管理職登用の気配は乏しい。
当然、部長兼任で忙しくなるであろう課長から承認権限の移譲などは行われるだろうけど。
とはいえ、いつまでもこのままというわけにもいかないはず。
代わりとなる課長の割り当ては来年などそう遠くないうちに行われるのでは。
でも、課内からの登用ということにはならないのかなという気はしますね。
他のところから管理職を呼び寄せるのか、部内の他の課から管理職登用するか。
いずれにせよ部内の再編は避けられない気がする。
というか今の体制が、管理職の引き抜きや定年が相次ぐ中、
苦肉の策で作られたものというのが実情だからである。
引き抜かれた部長だが、年齢的にはこれが定年前最後の仕事になりそうだなと。
それを見越して特命で割り当てられた職位なんじゃないかな。
ここで引き抜かれなくてもそう遠くないうちに部長を退いてたのだろう。
おそらく次期部長という話はその前からあった話なんじゃないか。
本当ならば課長を他に託して部長になりたかっただろうけど、
そうもいかず課長兼任の部長ということになったんだろうなと。
あくまでも想像ですけどね。