今日は有給休暇計画取得日で休み。
メルカリやらで買い込んだ本の整理はさておき、それ以外になんかやることあるかと思ったとき、
近所のスーパー銭湯に出かけようと調べたら、平日は多少安いらしい。
風呂ごときにと思わなくもない金額だったが、たまにはそういうのもよいだろうと、自転車で家を出た。
この店に行くのはかなり久々で、確か多摩湖自転車道から行けば簡単に行けたはずと、
一般道を走って自転車道に入るところに立っていた路線名を表す看板に貼り替えの跡があり
「<253> 多摩湖自転車歩行者道」となっていて、こんな名前だったっけ? と。
調べたら2018年にこの名前になったそうで。
ちなみに、この道路は東京都道に指定されており、路線番号は253、路線名は保谷狭山自然公園自転車道線である。
保谷市(現在の西東京市)と狭山自然公園(多摩湖周辺の都立自然公園)を取ってこの名前らしい。
あくまでも、多摩湖自転車歩行者道というのは、六本木通りのような通り名と同じ位置づけなんですね。
実際のところ、日本国内で純粋な自転車道なんてほぼないんじゃないだろうか。
自転車道として単独で整備された道も、実際は自転車歩行者専用道(自歩道)であることが多い。
自転車道の標識を見るとすれば、歩道と車道の間に設けられた自転車道ではないか。
制度上は自転車専用道路というのは存在するのだが、かなり珍しい存在といってよいと思う。
やはり生活道路である以上は歩行者が流入することはどうしても避けられないことが多いわけですよね。
自転車と歩行者の混在はそこまで危険と思われていないのもあるんじゃないか。
そういう視点で「多摩湖自転車歩行者道」を見てみると、
主な区間は中央線の引かれた自転車レーンと、生垣で区切られた歩行者レーンがあり、
自転車も歩行者も利用する道としては、わりとよくできているとは思う。
所々ベンチが設けられるなど遊歩道としての機能も備えている。
ただ、制度上は全体が自歩道であり、自転車レーンを歩行者が歩いても(これはよく見た)、
歩行者レーンを自転車が走っても(これはほとんど見ないけど)、問題ないということになる。
ここまでしっかりできているなら、制度上も自転車専用道と歩行者専用道に分ければいいのにと思うんだけど、
交差点付近など一部は自転車レーンと歩行者レーンの完全分離ができないので、こうしているのかもしれない。
おそらくここまでやっている自歩道は珍しいんじゃないかと思う。
自転車往復と歩道の3レーンに分けられるだけの幅があるかというのがそもそも問題である。
ここは遊歩道機能を持たせているならなおさら広く使ってるけど、
それを抜きにしてもけっこういるし、歩道が狭くては結局歩行者が自転車レーンを歩き出すからね。
たかが自転車道にそこまでの投資ができるかというとなかなか難しいだろう。
ちなみにこの多摩湖自転車歩行者道は、多摩湖で取水した水を武蔵野市の境浄水場まで運ぶ管の上に設けられている。
広々とした自歩道が設けられているのは水道事業のオマケだったんですね。
緑道公園のような意図もあったらしく、遊歩道としての機能も当初から予定されていたようだ。
長らく多摩湖自転車道と呼ばれていたけど、現在の多摩湖自転車歩行者道の方がより機能を表す名前とも言えるかも知れない。
自転車道としてよい道かというと、これはかなり疑問符が付くとは思うけど、
生活道路としてもレクリエーション目的でも有益な道であることは確かだと思う。