男女競技あってもルールが違うことも

オリンピックでサッカーの女子競技を観戦していた人が、

男子に比べると体力が劣るので、競技として面白さに欠けるというような指摘をしていて、

そこを埋める戦術もあるわけですが、それは本質的な面白さではないのではと、そういう考えもあるのかもしれない。

あくまでもこの人の意見だし、僕はサッカー観戦をしないからなんとも言えないんですが。


オリンピックでは今はほとんどの種目で男子・女子両方の競技が行われている。

女子競技しかないものとして、新体操とアーティスティックスイミングがある。

特殊なものとして、野球・ソフトボールはそれぞれ男子競技・女子競技のみが実施されている。

(もっとも、オリンピックの正式種目からは除外されて、東京大会は追加競技としての実施だが)

また、馬術は男女不問で行われる唯一の競技である。


一方で男女で実施種目に差があるものはあり、顕著なのが体操ですよね。

まず、男女で実施する種目が異なる。

男子は ゆか・鞍馬・吊り輪・跳馬・平行棒・鉄棒、女子はゆか・跳馬・段違い平行棒・平均台 と。

男子の鉄棒、女子の段違い平行棒 など類似性のある種目はあるのだが。

女子競技では音楽を流して、技の連続性が重視される一方で、男子競技では音楽なしでピシッとした演技が評価されるという。

この違いは体操界として共通的な見解であろうから、特に言うことはないのだが、ここまで違うのは不思議だなと。


最初にサッカーの女子競技について指摘していた人に、野球とソフトボールの話をすると、それはうまくやってるよねとの反応。

野球・ソフトボールともに男子・女子の競技は行われているが、女子野球は普及度が極めて低い。

男子野球は、アメリカ・カリブ海・東アジアに偏ってはいるが、プロ・アマチュアともに人気が高いスポーツである。

なので、これをオリンピックでやりたいのだが、それと対となる女子競技が野球では難しい。

一方でソフトボールはレクリエーションスポーツとして発展した経緯から、男女まんべんなく行われているわけですよね。

この背景には野球に比べて狭いフィールドで実施するという競技の特徴もあるわけですが。

オリンピック競技としては珍しい組み合わせだったけど、これはこれで受けいられていたわけですね。


そういうルール上の工夫があってもいいのかもねという話ではあるが、今さらなのかも。

女子サッカーの強豪というのは、かつては男子サッカーの強豪とはまるで違ったのだが、

最近は男子サッカーの強豪国が女子サッカーで力を付けてきているなんて指摘がある。

そのように力を付けてきたチームに日本チームは苦戦しているという、そういう話らしい。

今回のオリンピック、なんとか予選リーグは突破したが、厳しい戦いだったようだ。

世界の競技レベルが上がってきていると考えれば、ポジティブに捉えることもできるのかもしれないが、試合で勝たんことにはね。


ちなみに現在、オリンピックでは女子競技のみ行われているアーティスティックスイミングと新体操だが、

どちらも男子競技は行われていて、国際大会も行われている。

歴史が浅い分、競技レベルの引き上げには時間がかかりそうだけど、男子競技としての特色を見いだそうとしているようだ。

これは将来的なオリンピック競技への採用というのも見据えた活動なんだろうかなとは思う。

オリンピック競技に採用されれば、俄然熱が入る国もあるでしょうから、そこは期待してもいいのかも。